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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

五島列島を五感で味わう 一皿から始まる美食体験
五島列島modern割烹REHN~レーン~ オーナー 田中亮二

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 本日は福島駅から好アクセスの「五島列島modern(モダン)割烹REHN~レーン~」さんにお邪魔しています。すごくラグジュアリーな空間ですね!
 
田中 ありがとうございます。内装は妻が担当し、お客様が料理と向き合う時間を大切にできるよう、調理場はあえて奥へ。ラグジュアリーでありながらキッズスペースを備えるなど、“ギャップ”を楽しんでもらえる設計にしました。
 
今岡 空間づくりの細部にまで思いが反映されていますね。そんなお二人が大事にされているお店の開業までの道のりをあらためてお聞かせください。
 
田中 以前は京橋で和牛割烹を営んでおり、その後、2020年に故郷・五島列島の食材を主役に据えた創作割烹として移転・リニューアルオープンしました。屋号の「REHN」には家族の名前の頭文字を込めています。
 
今岡 ご家族への深い思いが伝わってきて、心が和みます。
 
田中 島で当たり前に食べてきた魚や肉の鮮度やおいしさ、つくり手の思いや自然の恵みをたっぷりと受けて育った地元の米や野菜が、実は贅沢なものだったと気付き、その魅力を広く伝えたいと思ったんです。島では食肉処理の現場も体験し、生産者の思いを料理に添えて提供しています。娘にも命をいただく過程を見せることで、食への敬意が自然と育まれると考えています。
 
今岡 まさに食育ですね! お店を通して五島列島のファンになる人も多いのではないでしょうか?
 
田中 そうなんです。食をきっかけに島へ実際に足を運ばれるお客様も多く、その循環が何よりの喜びですね。
 
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今岡 お店がお客さんと島との架け橋になっているなんて素敵だなぁ。理念が料理と空間に通底していますね。メニューはどのようになっているんですか?
 
田中 8~9品あるおまかせコースがメインで、季節の魚介や五島牛、ジビエを味わっていただけます。食後はラウンジでゆっくりとお酒も飲めますので、大切な方との会話も一層深まり、食の余韻を心ゆくまで楽しんでいただけます。“おいしい”の先に人と土地が結び付く――REHNはそのハブであり続けたいですね。
 
今岡 私の次の旅行先は五島列島に決まりました(笑)! 私も野球で多くのご縁を大事にしてきました。田中オーナーの料理も同じように人を結び、未来へつなぐ力があると思います。これからも島の魅力を発信し続けてください。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
好きな料理を仕事にし、自分の料理や店の雰囲気を喜んでもらえることが原動力ですね。紹介で広がるご縁が新たな仕事にもつながり、やりがいを実感しています。
(田中亮二)
 

:: 店舗情報 ::

五島列島modern割烹REHN~レーン~

〒531-0075 大阪府大阪市北区大淀南2-6-4 サガワビル1F

ホームページ
https://goto-rehn.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/goto_rehn/