竹原　医師から指示をいただいてご訪問し、点滴や注射はもちろん、排泄のケア、入浴のお手伝い、お薬の管理などを行います。ヘルパーさんでは対応が難しい医療機器を使っている方のケアも、私たち看護師なら対応可能です。ターミナルケアも行っていて、住み慣れた家で最期を迎えたいという方のお手伝いもしています。
 
濱中　お看取りにも対応されているんだ。本当に幅広いケア内容ですね。
 
竹原　それらの在宅医療サポートを、24時間365日体制で行っています。利用者様によっては夜間や早朝の専門的なケアが必要な方もいらっしゃいますし、夜間の定期訪問があるとご家族様にも安心していただけるからです。
 
濱中　なるほど。年中無休の対応はご家族にとっても安否確認にもなりますし、安心につながりますね。スタッフさんは何名いらっしゃるんですか？
 
竹原　私を含めて3名で、今後増員予定です。訪問看護職では珍しいフレックス制度を導入しているので、利用者様のニーズに合わせた支援を提供しつつ、スタッフのプライベートも充実させられます。双方の満足度を上げることを目指しています。
 
濱中　働きやすい環境も整えておられるんですね。訪問の際に、スタッフの皆さんと共有している意識や大切にしているポイントはありますか？
 
竹原　利用者様が自分の家族だったら、という当事者意識を持ったケアを心がけています。加えて、笑顔です。
 
濱中　確かに今も、竹原代表は笑顔で話してくださっていて、とても気持ちが良いです。最後に、今後の抱負をお聞かせください。