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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

身体の声に応える匠の技 痛みを根本から改善
いちしん整骨院 院長 若松伸一

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 奈良県香芝市にある「いちしん整骨院」さん。若松院長は18歳のときからこの業界に入られたそうですね。きっかけは、なんだったのでしょう?
 
若松 実は、中学生の頃にサッカーで骨折し、整骨院にお世話になったんです。その時に受けたケア、先生の姿勢に感銘を受け、「自分も人の身体を支える仕事をしたい」と思いました。その後、柔道整復師の資格を取得し、下積みを経て独立開業したんです。今年の2025年11月で6年目になります。
 
タージン なるほど、原点はご自身の体験にあるわけですね。だからこそ、患者さんの痛みや不安も深く理解してくださるのでしょう。そうした誠実な対応が、口コミで評判となるのも納得です。
 
若松 口コミだけにもかかわらず、遠方では三重県から来てくださる方もいらっしゃるんですよ。本当にありがたいです。
 
タージン 大人気じゃないですか! 確かな技術の証ですね。具体的に、どのような症状の患者さんが多いのでしょう?
 
若松 肩や首の凝り、五十肩、ぎっくり腰に悩む中高年の方から、脱臼などのスポーツ外傷を負ったお子さんまで、さまざまな不調を抱えた方がいらっしゃいます。
 
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タージン 幅広い世代や症状の方が来られるとなると、それぞれに合った施術も変わってきますよね。そこでなぜ手技を中心とするスタイルを選ばれているのか、ぜひ教えていただけますか?
 
若松 患者様の体に直接触れて初めてわかる部分が多いので、手技を中心にしています。不調に合わせて機械を使うこともありますが、家庭用の治療器具も増えている今だからこそ、ここでしか受けられない施術に価値があると思っていますね。
 
タージン つまり完全オーダーメイドの施術を提供しているわけだ。同じ症状でも、原因は人それぞれですし、見極める知識と経験が不可欠ですよね。
 
若松 はい。経験に加えて、しっかりとしたカウンセリングが大切だと考えています。例えば、ソファーで寝ることが多い、うつ伏せで本を読んでいるなど、不調の原因となるような日常生活の癖をお聞きしていくんです。お話をしながら、施術のヒントを探していきます。