
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
谷垣 以前は、アパートの管理や住宅の営業を行う会社員でした。当時から料理が好きで、飲食は体力勝負の仕事なこともあり「挑戦するなら今だ」と思った私は、倉敷の焼鳥店に転職して修業したんです。そこで培ったスキルを活かすため、昨年2024年11月に独立しました。昼間はカフェを運営している店舗を、17時半から間借りして営業しています。
狩野 それは驚いた! 店内もきれいで、隠れ家風のおしゃれで落ち着いた雰囲気があり、居心地が良さそうです。メニューも豊富ですよね。
谷垣 前職の焼鳥店ではサブメニューの担当をしていたこともあり、独立後はどんどんメニューが増えていきました。なるべく食品ロスが出ないように、一つの食材から派生してつくっています。365日日替わりで食べられるよう、365種類のメニューをつくることが理想なんですよ。
狩野 毎日違うメニューに出会える楽しみもあるし、お気に入りの一品も見つかりそうですね! ジャンルにとらわれないからこそ、老若男女に喜ばれそうです。
谷垣 ありがとうございます。実際に自分が食べておいしいと思ったものをメニューにしているんです。よろしければ、当店イチオシの「エビと大葉のはんぺん焼」を召し上がってください。
狩野 いただきます。うわ、めちゃくちゃおいしい! ビールが飲みたくなります。それに、大葉がいい味を出していますね。カロリーが低そうなので女性にも好まれそうなメニューだと思いました。

狩野 お客さんとのコミュニケーションも大切にしているんですね。
谷垣 ええ。お客様が私と会話を楽しみたい人なのか、黙々と食べたい人なのかなど、前職の営業職で磨いたスキルを活かして、見極めることを心がけています。ご新規さんも居やすい空間づくりを大切にしているので、ぜひ一度来ていただきたいです。
狩野 素晴らしい配慮だなぁ。谷垣さんのように、つくる人が笑顔だと料理もいっそうおいしそうに見えて、幸せを感じられます。一度来たらリピートしたくなる居心地の良いお店ですね。ぜひこれからも応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
やっぱり、お客様に「おいしい」と言ってもらえることが一番嬉しいですね。混雑時にはいかに効率よくお客様をお待たせしないように提供できるかを考えて動き、お客様に満足して帰っていただけたときなども、日々のやりがいにつながっています。
(谷垣桂史)