経験豊富なマルチピアノ指導者

インタビュアー 嶋大輔(タレント)
西川 音大在学中に米国に留学したり、さまざまな国を旅行したりして多様な文化に触れました。卒業後はオーストラリアに渡って英語を学びつつ、日本大使館関係者のお子さんたちにピアノを教えていたんです。それから一時期ピアノから離れ、東南アジアの国々で都市開発事業に携わったり、日本に帰国後はエステティックサロンを営んでいた母を手伝うため、エステティシャンの資格を取得して働いたりしていました。
嶋 非常にグローバルなご経歴ですね。その後はどうなさったんでしょう?
西川 ある有名なピアニストの演奏を聞いたことがきっかけで、やはり私もピアノが弾きたいという情熱が再燃しまして。自分自身のレッスンを再開し、その後ピアノ教室も再始動したんです。当初は手探り状態でしたが、徐々にピアノコンクールに挑戦するようになり、生徒たちが全国大会に進み入賞するようになったんです。でも時間が経つにつれ、コンクール中心のレッスン内容に疑問を持つようになり、もっと心を大切に育みたいと“人を育てる教室”を目指すようになりました。その後はそれぞれの感性や個性を尊重しながら、心が豊かになるような指導を心がけています。
嶋 西川社長の多彩で豊かな人生経験が、現在の指導方針につながっているんでしょうね。