
インタビュアー 嶋大輔(タレント)
大﨑 ええ、私がピアノを習い始めたのは4歳の時です。母に近所のピアノ教室に連れて行かれて、よくわからないままピアノを覚えました(笑)。高校を卒業したら就職するつもりだったものの、とても優しく教えてくれた恩師に勧められ短大のピアノ科に進学したんです。大学で指導してくださった別の恩師にはカナダへの留学を勧められました。このような素晴らしい先生との出会いが今の指導に生かされているんですよ。
嶋 人との縁に恵まれたからこそ、今の大﨑代表があるわけですね。その後の人生は?
大﨑 自宅と大手ピアノ教室で講師を勤めた後に結婚しました。その後は10年ほど4人の子どもの育児に専念していましてね。やがて一番下の子どもが中学生になり、ようやく手がかからなくなったときに、自分が最も楽しいと思える仕事に集中しようと決意し、当教室を開校したんです。それからずっと定休日を設けずピアノを教えることだけにエネルギーを集中しています。
嶋 まさにエネルギッシュの一言で驚きます。教室のコンセプトも非常にユニークですね。
大﨑 当教室は6歳からの「子供コース」と、大学生以上の「大人コース」をご用意していて、最高齢は74歳の生徒さんです。大きな特徴がクラシックだけでなくポピュラー音楽の指導もできること。「この曲を弾きたい」というご要望にはジャンルを問わず対応しています。また、私はピアノを弾くときに楽譜が読める必要はないと思っているんですよ。
嶋 これはすごい! ピアノに楽譜はつきものという常識をひっくり返していらっしゃいますね。
大﨑 私が考えるに、昔は曲を残すために楽譜という手段が必要だっただけで、現代は違います。録音すれば音楽そのものを伝えることが簡単にできますよね。ですから当教室では、スマートフォンに録音したお手本の曲を生徒さんの演奏で再現してもらう。このような手法で“弾きたい曲を最短の時間で弾けるようにする”指導に取り組んでいます。
嶋 これはすごい! ピアノに楽譜はつきものという常識をひっくり返していらっしゃいますね。
大﨑 私が考えるに、昔は曲を残すために楽譜という手段が必要だっただけで、現代は違います。録音すれば音楽そのものを伝えることが簡単にできますよね。ですから当教室では、スマートフォンに録音したお手本の曲を生徒さんの演奏で再現してもらう。このような手法で“弾きたい曲を最短の時間で弾けるようにする”指導に取り組んでいます。