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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

姿勢も呼吸も整う合気道 本来持つ能力を引き出す
心身統一合氣道 大阪あびこ教室・堺市石津教室 責任者 浪花章生

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪市住吉区の我孫子にある、心身統一合氣道大阪あびこ教室さんにお邪魔しています。浪花さんはこちらの道場のほか、同じ大阪の堺市石津教室も併せて主宰されているとうかがいました。
 
浪花 はい。それと、私は北区の天神橋にある心身統一合氣道会の本部直轄道場でも水曜と土曜の稽古を担当しています。
 
畑山 つまり、大阪の3ヶ所で浪花さんの指導が受けられるのですね。合気道はあらゆる年代の方に愛好される武道の一つと認識しています。浪花さんのもとにはいくつぐらいの会員さんがおられますか?
 
浪花 下は7歳から上は78歳まで、ほぼ満遍ない年代の方がいらっしゃいます。それぞれの体力やペースに合わせて、みなさん意欲的に取り組んでいますね。
 
畑山 やはり、老若男女問わず親しまれているのですね。心身統一合氣道という流派にはどんな特徴があるのでしょうか?
 
浪花 心身統一合氣道は世界29ヶ国・地域で活動しており、日本国内では40都道府県で約400の道場・教室があります。心身統一合氣道の特徴、強みは技の稽古を通じて、日常の姿勢や呼吸を整えること、リラックスすることが学べるところです。これにより人間が本来持っている能力を最大限に発揮するのが目的です。
 
畑山 人のほとんどは能力の1%も出していないと聞いたことがあります。無理して能力を上積みしなくても、本来持っている力だけで十分にすごいのでしょうね。
 
浪花 まさに、“氷山の一角”の喩えのとおりです。本来持っている力をいかに引き出すかだと思います。それにより、護身の技を習得するだけでなく、年齢を重ねても日常生活で疲れにくい、生き生きと過ごせる体になることができます。
 
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畑山 浪花さんご自身は心身統一合氣道といつ出会い、どのようにして今日まで修練を重ねてこられたのですか?
 
浪花 私はもともと身体が弱く、高校生の頃までは車や電車でいつも乗り物酔いするぐらいだったんです。このままじゃいけないと思い、大学1年のときに門を叩いたのが心身統一合氣道会でした。しばらく稽古を続けると、私のように腕力がなくてもできるし、何より楽しかったんですね。受け身でくるくる回っているうちに三半規管が鍛えられたらしく、いつの間にか乗り物酔いもしなくなっていました。
 
 
 
 

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