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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

産後まで寄り添う助産院 幅広い活動でママを支援
天子助産院 院長 笹倉千香恵

 
プロフィール 大阪府出身。高校の教員の勧めで奈良県立医科大学へ進学。その後、看護実習を通して助産師を志す。1年間、右も左もわからないお産の現場で自身の無力を痛感し、利用者一人ひとりに向き合うべく愛知県の吉村医院に泊まり込みで研修に。そこで、誰もが生み出す力を持ち、子どもがそれぞれの個性を持ち誕生日を決めて生まれてくることを再確認した。現在は、産前産後ケアをはじめ、世のママたちの悩みに親身に寄り添い助産師として日々邁進している。【ホームページ
 
 
 
2024年5月時点で大阪市住之江区唯一の分娩機関である、天子助産院。「悩めるママたちの救いの場所でありたい」と語る院長の笹倉千香恵氏は、産前産後のどんな些細な悩みにも寄り添い、出張による母乳相談や産後ケアも行っている。医療の現場で積んだ数々の経験はもとより、ママや赤ちゃん、その家族にまで配慮した親身なサポートを徹底している笹倉院長に、仕事に対する思いや今後の展望について詳しく聞いた。
 
 
 

一人ひとりに向き合うアットホームな助産院

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 天子助産院さんは、2024年5月現在、大阪市住之江区唯一の分娩機関だそうですね。まずは、笹倉院長が助産師を志したきっかけや、これまでの歩みをうかがいましょう。
 
笹倉 高校で進路決定の際、教育学部志望だったものの、先生から「医療関係が向いている」と勧められ、奈良県立医科大学へ進学しました。看護を学ぶ中、今度は3年次の現場実習先で「あなたは助産師に向いている」と師長さんに言われましてね。その後、実際に助産学部に進学して助産師になったんです。
 
狩野 周囲の厚い支持に導かれるように、助産師に辿り着かれたのですね。実際に助産師として勤務なさってみて、どのような印象を持たれましたか?
 
笹倉 看護、そして人の奥深さを知るとともに、楽しく、とても責任感のある“志事”だと感じました。以前はお産が多い病院で勤務していたので、赤ちゃんのお顔やお名前を覚えきれないぐらい毎日が忙しく、充実していたものの、ママたち一人ひとりにもっと向き合いたいとも思っていたんです。その後、大先輩から背中を押されたこともあり、現場で積んだ経験をもとに独立して2024年5月で開院2周年に至ります。
 
狩野 満を持しての独立だったと。天子助産院さんのアットホームな雰囲気は今日初めてうかがった私にもよく伝わりますし、ママさんたちも安心して相談できそうですね!