山田　これまでで印象に残っている工事はありますか？
 
福島　何度も建て増しをして、見たこともない形になっている家の屋根をリフォームしたことがあります。どこに雨水を流せばいいかわからない、と迷うほどで、元請けの工務店さんも半ば諦めていたんですよ（笑）。それでも最後はきちんと工事を完了させ、元請けさんからもお客様からも「ありがとう」とおっしゃっていただけました。このときの達成感は大きかったですね。
 
山田　まさに、その達成感が屋根工事の醍醐味なのでしょうね。
 
福島　山田さんのおっしゃるとおり、現場をきれいに収めることができた瞬間の喜びは格別です。ぜひ、この感動を若い人たちにも味わってもらいたいんです。
 
山田　建設業界は人手不足が続いていますよね。屋根工事ではいかがでしょうか。
 
福島　やはり、職人の高齢化が進み若い人材も足りません。私は、この先の限られた時間の中でどんどん職人を育て独立させたいと思っているんです。弊社が求めるのはやる気と向上心のある人材で、この2つがあればほかには何もいりません。もちろん、時代に合わせた働きやすい環境を整えています。
 
山田　ぜひ、福島社長ならではのお取り組みを教えていただけますか？