柴田(久) 私の父はテニスプレーヤーで、ナショナルチームの代表にもなるトップレベルの選手でした。それで、私も小学4年でテニスを始めました。スポーツ用品メーカーに就職後も30歳までコートに立ち、退職後、父が創業したテニス倶楽部の後を継ぐことになったんです。
濱中 スクールの名称は、どのような意味なのでしょう?
柴田(久) 「ROSSO」はイタリア語で「赤」という意味。生徒と親御さんが、私のテニスに懸ける情熱から名付けてくださったんですよ。広大な緑に囲まれた当スクールは、一般、4歳から中学生までのジュニア、65歳以上のシニアクラスをご用意しています。特にジュニアクラスで私が心がけているのは、子どもたちを自立させることです。そのため、科学的なデータと長年にわたる指導経験に基づいた勘と感の両方を重視しています。
濱中 なるほど。子どもたちの個性を伸ばしてくださるわけですね。
濱中 自分で考えるというのがいいですね。そういえば柴田代表は、学校での講演活動もなさっているとか。