祖父と父から受け継いだ左官職人の技と魂
片葺 左官職人だった父のもとに15歳で弟子入りしました。今年2023年で35歳なので、20年になりますね。
畑山 お若いけれど大ベテランなんですね。
片葺 業界歴は長いものの、左官の技術は奥が深いので、今も常に精進して腕を磨いていますよ。
畑山 素晴らしい姿勢だなあ。職人の鑑ですね。SANYUさんの歴史もお聞きしたいです。
片葺 船乗りをしていた祖父が1949年に19歳で左官職を始めたのがSANYUの原点です。1985年からは片葺工業を屋号として営業していました。
畑山 会社としては75年近い歴史があるわけか。それだけ続いているという事実が、技術の高さを証明していますね。親子3代で左官業というのも素敵です。
片葺 父は自身の屋号を掲げて左官業を行っていまして。代替わりした2016年に法人化して株式会社SANYUという社名にしました。会社を設立してからは、私が1代目になります。2022年には本社を尼崎市西難波に新設したんですよ。
畑山 代表を引き継いでから、一段と成長しているわけですね。お仕事についてもじっくり聞かせていただきましょう!