田中 私が大学生のときに、中国へ語学留学したのが大きなきっかけです。その際、現地の二胡奏者の方と知り合い、その方の奏でる音色が非常に素晴らしく、大きな衝撃を受けたんです。そこでその先生のもとで、二胡の演奏を学びました。
矢部 教室を開くに至った経緯も教えていただけますか?
田中 実は当時は教室まで開くつもりはありませんでした。ですが、たまたま参加した地元のイベントで二胡を演奏したことをきっかけに、「習いたい」とおっしゃってくださる方がいらっしゃいまして。そうして一人、また一人とご縁をいただき、2015年に教室を開く運びとなりました。もしよろしければ、実際に演奏してみましょうか。
矢部 ぜひお願いします。・・・わあ~、すごくきれい! どこかノスタルジックな懐かしさを感じさせますね。本当に弦が2つしかないとは思えないほどですよ。生徒数はどれくらいいらっしゃるんですか?
田中 当教室には60名ほど在籍されています。20代~80代まで、幅広い年代の方が通ってくださっています。地元の公民館や文化ホールのイベントなどで二胡を演奏しているうちに、次第に興味をもってくださる方が増えていったんです。
矢部 きっと生徒の皆さんも、田中代表が奏でる二胡の音色を聞いて、同じように衝撃を受けたのではないかと思いますよ。二胡教室で生徒さんに指導する中で、田中代表がやりがいを感じることも教えてください。
田中 生徒さんたちが二胡を演奏しながら、イキイキとしている姿を見ると大きなやりがいを感じますね。教室でもイベントは企画しますが、それ以外に、自分たちで演奏会を企画したり、外部のイベントに積極的に参加されたりする方も多くいらっしゃるんです。皆さんが自分で自分の人生をより豊かにする、そのお手伝いができているのかなと思うと、とても嬉しく思います。
田中 生徒さんたちが二胡を演奏しながら、イキイキとしている姿を見ると大きなやりがいを感じますね。教室でもイベントは企画しますが、それ以外に、自分たちで演奏会を企画したり、外部のイベントに積極的に参加されたりする方も多くいらっしゃるんです。皆さんが自分で自分の人生をより豊かにする、そのお手伝いができているのかなと思うと、とても嬉しく思います。