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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもの個性に合わせた 才能を育むピアノ指導
浅井音楽ファミリー 代表 浅井千鶴

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 京都府宇治市でピアノ教室、浅井音楽ファミリーを運営されている浅井代表にお話をうかがいます。浅井代表はいつからピアノを?
 
浅井 ピアノは5歳から習っていました。いとこやおじは音楽関係で活躍していたものの、両親はまったく別の仕事をしていたので、音楽的にすごく恵まれた環境というわけではありませんでしたよ。
 
タージン それでも5歳から習われていたとはすごいですね。その後は音大に進学されたのでしょうか?
 
浅井 悩んだものの、子どもが好きだったので幼児教育の学びを選択しました。しかし、「やっぱり音楽でやっていきたい」と考えて、さまざなば勉強をして指導者になったんです。
 
タージン では幼児教育の資格もお持ちなんですね?
 
浅井 ええ、リトミックの資格なども持っていますよ。ただ、それらをメインに据えて指導しているわけではありません。全日本ピアノ指導者協会、通称ピティナの正会員として導入からピアニスト育成まで心を込めて指導しています。
 
タージン 本格的なピアニストを養成するというわけだ。
 
浅井 はい。「音楽的な環境がそろっていない子どもたちでも、平等にピアニストになれる教室をつくりたい!」という強い思いを胸に、浅井音楽ファミリーを開業しました。今年2023年で37年目を迎えます。
 
タージン 素晴らしいお考えです。確かに裕福な家庭でないと子どもをピアニストにできないというイメージがあります。実際にピアニストになられた方もいらっしゃるんでしょうか?
 
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浅井 ええ。中にはヘイスティングス国際ピアノ協奏曲コンクールで優勝した生徒さんもいます。その生徒さんは18歳ですでにプロデビューし、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と4回イギリス公演を行ったり、日本各地でソロリサイタルを開催したりと大活躍してくれています。
 
タージン すごい方ですね。その方以外にも活躍されている生徒さんは多くいらっしゃるわけでしょう?
 
浅井 はい。そんな生徒のおかげで、結果を残したピアニストを数多く育成した指導者しかいただけない、ピティナの指導者賞や特別指導者賞も受賞しています。