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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

足場工事のニューカマー
地域と親密に丁寧な作業

 

法人化後は終身雇用できる会社を目指したい

 
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千葉 白川代表は修業時代からたくさんのことを吸収し、それらを手本にしたりご自身で修正も加えたりしながら、質の高い作業を実行されていると感じます。スタッフさんや同業者とのコミュニケーションにも、そうした姿勢が活かされているのでしょうね。
 
白川 過去に、従業員がやめてしまったり、下請け業者さんがいなくなったりと、苦労している周りの経営者の方を見てきた経験も大きいですね。上に立つ人間として、いいところは取り入れ、時には反面教師にして自分への戒めにしています。
 
千葉 経営者として頼もしいです! 開業して1年余り、ここまで順調に来ているみたいですね。
 
白川 初めは月々の資金繰りとかすごく大変で、心の中で「もうやめたい」と思ったこともありました。でも、きついこともあれば楽しいこともある仕事なので、やり遂げたときの達成感に押されて続けられています。
 
千葉 目の前の小さな目標を達成すると、また違う景色が見えて、もうちょっと先まで行きたいと思えるんですよね。私はそういう小さな前進の積み重ねで、陸上選手として想像もしなかった世界の舞台に行くことができました。
 
白川 自分も中学まで陸上やっていましたから、その例えはすんなり入ってきますし、励みになります。
 
千葉 白川代表はお若いですし、これからがますます楽しみですよ。
 
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白川 ありがとうございます。実は近々、法人化を予定しており、それに当たってスタッフが希望すれば終身雇用でずっと働けるような会社にしたいと考えています。足場工事は40歳ぐらいまでしか体がもたないと言われているので、経験のある塗装業に事業を広げるなど、または好きな焼肉の店を持つなど(笑)、スタッフの希望も聞きながら、将来に向けてやりたいことにどんどん挑戦していきたいです。
 
千葉 とてもユニークな会社になりそうですね! 
 
白川 この業界は、職人を酷使したり会社の都合を一方的に押し付けたりする古い体質もまだ残っています。けれど、地域に溶け込む努力をすることで、周りに感謝されながら、新しい人の輪をつくっていくことができる魅力的な仕事だと思うんです。自分たちがそういうプラスの面を発信していける存在になれるよう、これからも発展を続けていきます。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事をしていると、何か壁を一つ越えるとまた違う壁が出てきて、その繰り返しです。でも、困難を乗り越えたときや、大変な現場を無事に終えたときの達成感は格別で、「この仕事は楽しいな」とあらためて感じます。
(白川龍馬)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 白龍建設
■ 事務所 〒270-1447 千葉県柏市手賀の杜5-2-1  プランドールC201
■ 資材置場 〒270-1325 千葉県印西市竹袋1755-22
■ 事業内容 外壁塗装・屋根・リフォーム・仮設足場工事
■ 創業 令和3年3月
■ 従業員数 6名
■ ホームページ https://hakuryu201.com