テレビに刺激受け10代からダンス修業開始

インタビュアー 八重樫東(元ボクシング世界王者)
五十嵐 ダンスは中学から始めました。その前は小6までリトルリーグやサッカー、体操などいろいろなスポーツを習っていたものの、同級生らのレベルの高さに、とても追い付けないと限界を感じていたんです。何かほかに自分が目立てることはないかと模索していたある日、実家でダンス教室のチラシを発見したんです。当時、DA PUMPやw-inds.などのMVをテレビで見てカッコいいと思っていたので「よし、自分もやってみよう」と、ダンス教室に通い始めました。
八重樫 “目立てること”というのがいいですね(笑)。ちなみに、どういうスタイルのダンスから入ったのですか?
五十嵐 ブレイクダンスやヒップホップダンスです。というのも、テレビ番組でナインティナインの岡村隆史さんが踊っている姿に影響されまして。
八重樫 話をうかがっていると、音楽が身近にある少年時代だったようですね。
五十嵐 そうかもしれません。家に国内外のMVがいつでも見られる環境があり、音楽とダンスを一緒に吸収して好きになったような気がします。まだYouTubeもない時代に、恵まれていましたね。