
インタビュアー 宮地真緒(女優)
鶴田 単純にかっこいいことがしたいと思い、ストリートダンスを始めたんです。最初は我流で踊っていました。まだスマホなどもなかった時代、ダンスDVDを買って鑑賞しては仲間と駅前に集い、練習に励んでいましたね。
宮地 「かっこいい」というシンプルな動機が、かっこいいですね。このスタジオを開業するまで、ずっとストリートでダンスに取り組んでいたんですか?
鶴田 いえ、ストリートだけではスキルアップに限界があると感じ、22歳からスタジオへ通いました。当時は会社員でしたがダンスを仕事にしたいと考え、知り合いのスタジオでレッスンを担当させてもらいましてね。そこでインストラクターの経験を積んだんです。
宮地 独立に備え、ダンス指導の土壌をつくられたんですね。
鶴田 いやぁ、特にビジョンもなく独立に踏み切りました(笑)。ただ、「自分のスタジオを持ちたい」という気持ちはありましたよ。ここ熊谷市を選んだのは、生まれ育った地域だったからです。
宮地 実際にオープンしてみていかがでしたか?

宮地 すごく共感できます! 罰当たりな話ですが、私もお仕事をいただく中で気が乗らないときはありました。それでもレッスンをこなしたりオーディションに受かったりするうちに「やるしかない」と感じ、仕事が楽しめるようになったんです(笑)。こちらは、お子さんをメインとしたスタジオと聞いています。レッスンにはどんな特徴がありますか?