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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

塗装の新時代を切り拓く スタッフの独立も支援
夢希塗装 代表 長谷部真司

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 夢希塗装さんは東京都練馬区を拠点に、外壁塗装工事や屋根塗装工事、防水工事などを手がけているそうですね。長谷部代表はどのようなきっかけで、この業界に入られたのですか?
 
長谷部 私の姉の夫が塗装業を営んでいたことがきっかけです。ただ、塗装業という仕事には楽しく取り組んでいた一方、他業種も経験してみたいと思うようになり、この仕事から離れた時期もあります。それから、内装や解体などさまざまな職種を転々とする中で、最終的に塗装業が自分に向いていることを自覚して戻ってきました。ですから、建築業界歴は20年程度、塗装一筋になって10年というキャリアです。
 
石黒 建築業界でさまざまな専門工事の現場を経験することで施工全体への理解も深まりますし、大きな強みになりますね。
 
長谷部 ええ。当事業所は、一般住宅はもちろん店舗や大型マンションなどにも対応しているので、建築全体を網羅した知識は重宝していますよ。
 
石黒 幅広い現場に対応されているとは、長いキャリアを持つ長谷部代表だからこそ成せる技ですね! ところで、建築関係の職人さんというと昔ながらの寡黙で厳しい男社会を想像してしまいます(笑)。今は昔とは違うのでしょうか?
 
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長谷部 昔ながらの縦社会で厳しいところもありますね。私が若い頃は意見をまったく言えずにひたすら怒られ続けていましたからね。
 
石黒 私は自分の子どもが参加するバレーボールチームのコーチを務めた経験があります。メインのコーチが昔ながらの指導というか、常に怒っているような方だったんです。私は逆にたくさん褒めて指導しました。その結果、大会で優勝することができたので褒めたほうが伸びると実感しましたよ。
 
長谷部 おっしゃるとおりです。ですから、自身の経験も踏まえて、年功序列に関係なく自由に意見を言い合える環境づくりに注力しています。コミュニケーションを何より大切にしながらスタッフの成長を促し、施工の効率と品質アップにつなげていますよ。