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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

特殊・大型の現場も対応
結束力が光る足場工事

 

人と人とのつながりが大きな強みを生む

 
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吉井 競合他社も多い中で、馬場代表ならではの仕事のこだわりがあれば、ぜひ教えてください。
 
馬場 結束力と仕事を楽しくやれる環境は、他社に負けないと思います。アットホームで働きやすいですが、決して緩くはない職場です。上下関係でがちがちにするのではなく、冗談も言い合える健全な雰囲気をつくることを心がけていますね。現場は安全第一で、作業中の締めるところは締め、あとは楽しくできるというところを若手の方にもどんどん見てもらいたいです。
 
吉井 職人さんは怖くて話しかけにくいというイメージを抱きがちです。でもお話をうかがって、良い意味でギャップを感じました。一生懸命働くだけでなく、どうしたら仕事が魅力的に見えるか、人とどう接するかも意識しながらお仕事をされているんですね。
 
馬場 加えて、お客様に対しても怖い印象を与えないようにしていまして。元請けさんというよりも、現場となるマンションなどに住まわれている方や地域の方々には特に安心していただけるよう、常に笑顔でご挨拶するように心がけています。
 
吉井 素敵な取り組みですね! 最近は住人同士でも挨拶することがなくなってきました。そんな中、挨拶を交せると、きっとお客さんも嬉しいですよ。これからは職人さんのイメージがより良くなっていくといいですよね。
 
馬場 そうですね。どこの会社も同じぐらいの技術はお持ちだと思うので、他社と差を付けられるのは、チームの結束力の高さやお客様への挨拶など人としての部分かなと思っています。人と人とのつながりは大切にしていきたいですね。
 
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吉井 ドラマや映画の収録現場でも「人との接し方は大切だな」と思うことがあるので、とても共感できます。ゲストで入るとき、レギュラー陣が分け隔てなく話しかけてくださるだけでほっとして、とてもありがたいんです。楽しい職場だとスタッフの皆さんの仕事のパフォーマンスも上がりそうですし、お客さんとも良好な関係を築けそう。その好循環で、気持ちの良いお仕事ができますよね。
 
馬場 マンションの足場を組んでいる際、ベランダに出てきたお客様からお茶やお菓子をいただくこともあります(笑)。見られることを気にされるお客様も多いので極力建物のほうを向かないようにするなど注意を徹底しているものの、どうしても作業上、建物に目線が行ってしまうことがあるんです。そのときに不快な思いを絶対にさせないためにも、普段から笑顔の挨拶を忘れないようにしています。