B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域密着のお助けマン!
不用品回収など広く展開

 

まちづくり事業を経て、便利屋の道へ

 
glay-s1top.jpg
名高 遺品整理・不用品回収・終活支援などは、人の最期を手助けするような、社会貢献度の高いお仕事と思います。藁科代表が、どのような経緯でこの仕事に就いたのか俄然興味が出てきましたよ。最初は何を目指していたのですか?
 
藁科 もともと車が好きだったのもあり、技術者を目指し高等専門学校に入学しました。
 
名高 私も高専出身ですよ! 私の実家が製造業だったことから進学しました。藁科代表に非常に親近感が湧いてきましたね。
 
藁科 名高さんと一緒とは私も嬉しいですね! しかしながら、技術者としての職種が私に合っているのか疑問を感じ始め、その後、医学への憧れもあったことから、資格を取得してカイロプラクティックの整体師へ方向転換しました。
 
名高 波乱万丈ですね(笑)。それに、まだ今のお仕事とは関係が見えてきません。
 
藁科 はい。20~23歳くらいまで整体師として働いていたものの、当時苦労していた親を早く支えたくて給与の高い仕事を選ぼうと思い、軽トラックで鉄くずを収集する仕事に就きました。
 
名高 鉄くずが高価格で売買されている時代ですね。藁科代表の苦労してきた人生が垣間見えるようです。その後はどうされたのですか?
 
glay-s1top.jpg
藁科 両足を骨折してしまい、その仕事ができなくなり、保険の営業職に就きました。松葉杖をついて入社したので、当時のことは印象深く残っています。しかし、人の人生をプランニングするには若過ぎたことから実力も足りず、28歳の頃まちづくりに関わる仕事を始めて「これだ!」と確信したんです。
 
名高 まちづくり事業とはまた意外です。具体的にはどのような仕事になるのですか?
 
藁科 商店街の復興や起業家育成などです。有識者や起業家の方々とお会いする機会が多くなり、勉強を重ねるうちに、もっと自由にやってみたいチャレンジ精神に駆られて独立しました。
 
名高 なるほど。でも業種が違いますよね?
 
藁科 ええ。日曜日だけ軽トラの鉄くず回収業を続けていくうちに、倉庫の整理や、お庭の手入れなど、さまざまなご依頼が入るようになり、便利屋としてスタートしたのが今の仕事のきっかけです。