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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人生経験豊富な社労士が 障害年金の手続きを支援
しのぶ社労士事務所 代表 信夫将恵

 
プロフィール 奈良県出身。社会人の第一歩目は大手スポーツ用品メーカーに就職。退職後はバックパッカーとして、世界中を旅した。帰国後、実家が営む運送会社の保険契約を扱うために保険代理店を設立。障害年金にまつわる悩みを抱える数多くの顧客と接したことから、社会保険労務士として障害年金手続きの支援をするべく、2018年にしのぶ社労士事務所を立ち上げた。【ホームページ
 
 
 
障害年金の申請サポートなどを手がけるしのぶ社労士事務所。信夫将恵代表は社労士の資格を活かして家業を支え、50歳を過ぎてから同事務所を立ち上げた。その情熱の源泉は「本当に困っている人に支援が行き渡るように」という切実な思い。バックパッカーとしての旅にはじまり、結婚や出産など、多彩な経験をしてきた信夫代表は会話の引き出しも多く、親しみやすさ抜群。障害年金認定後も信夫代表を頼ってやってくる顧客が多い。
 
 
 

世界中を旅した後に社労士事務所を設立

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 奈良県橿原市に拠点を置く、しのぶ社労士事務所さん。さっそく、信夫代表のご経歴からお聞かせください。
 
信夫 大学を卒業後、社会人の第一歩目は大手スポーツ用品メーカーに就職しました。ただ、どこか会社の歯車になっているような刺激の薄い毎日だったんですよね。そこで3年間勤めて退職し、自分の視野を広げようと、バックパッカーとしてリュック一つ担いで世界中を回る旅に出たんです。結婚する30歳まで、ずっと旅を続けていましたよ(笑)。
 
狩野 へえ! それはすごいですね。信夫代表の行動力に驚かされます。ご結婚後はどんな生活を送られたのでしょう?
 
信夫 子育てをしながら、実家が経営する運送会社の損害保険を取り扱うために保険代理店を立ち上げたんです。子育てを優先していましたので、あまり拡大することもなく、継続することを目標にやっていました。子育てがひと段落すると、今後のことを考えるようになりましてね。お客様の中には、働けない場合や日常生活に困難がある場合に支給される年金、いわゆる障害年金にまつわるお悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。腰を据えて手続きのサポートをしたいと思うようになった私は、当事務所を2018年に設立しました。社会保険労務士の資格は、たまたま1995年に取得していたので、それが功を奏しましたね。
 
狩野 たまたま取れる資格じゃないですよ! 社労士さんでも年金のサポート業務を行っている方は案外少ないと聞きます。信夫代表がどんなふうに皆さんを支援しているのか、さらに興味が湧いてきました!