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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

非日常の傾聴サービスで
ストレスを溜めずに予防

 

受容と共感に徹して非日常体験を提供する

 
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タージン 真剣に悩んでいて、誰かに聞いてほしいだけ、ということってありますよね。
 
大森 ええ、心療内科などの専門機関に行くほど大げさにしたくないとか、対面で話すのが苦手という人も結構多くいらっしゃいます。何のしがらみもない相手に本音を聞いてもらいたいんですよね。
 
タージン でも人の悩みや愚痴を聞くのは大変そう。スタッフの皆さんと共有している大森メソッドを教えてください。
 
大森 受容と共感でしょうか。日本人、特に昔の人は自分の感情を表に出さないことを美徳とする風潮があります。でも心に溜まったもやもやは吐き出さないと、どんどん溜まっていって、やがて体と心のバランスを崩してしまう。悲しいときは涙が出ますし、イライラすると頭が痛くなるし、健康を保つためにもストレスは発散しないといけません。風邪や虫歯は予防するでしょう。それと同じで、ストレスも予防できると思うんです。心が満たされれば、自然と余裕が生まれますからね。
 
タージン ストレスを予防するとは、目の付け所がいいなぁ。心を満たしてあげるというスタンスなんですね。
 
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大森 利用されるお客様は非日常の会話を求めています。日常の会話なら同僚でも友人でも、誰とでもできますからね。購買意欲というのは、不安な気持ちを抱えているときに湧いてくるものなんです。だから、不安を抱えた人が非日常体験をしたいから利用してくださるのだと思っています。人は自分をわかってほしい生き物です。なぜなら、自分の価値観が正しいことを確認したいからなんですよ。
 
タージン まさに受容と共感ですね。非日常の体験か・・・わかる気がします。いつも会話をしている周りの人じゃなく、顔も知らない相手に悩みを聞いてもらうのは、特別感があるなぁ。人材の育成は、大森代表がなさるのですか?
 
大森 はい。非日常の会話をする手法を身に付けてもらうため、20時間ほど研修を受けてもらっていますよ。
 
タージン そんなに!? 在籍するスタッフさんの年齢層はどれくらいなのでしょう
 
大森 40代、50代の女性が多いですね。お客様の年代も50代が一番多いんです。男性の方はスタッフの年齢に関係なく話せる方が多いものの、女性の場合は、きちんと理解してくれる人生経験が豊富な聞き手を望まれますね。心理カウンセラーの資格を持っているスタッフも在籍していますよ。
 
 
 
 

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