面倒な事務作業こそ過度な残業の原因

インタビュアー 嶋大輔(タレント)
額賀 はい。弊社では、企業の中の、特に営業組織における課題解決のニーズにお応えして、営業戦略の策定から人材育成まで、さまざまな面でのコンサルティングを行っています。また、中小の建設会社に向けた独自の業務効率化システムを構築中です。こちらはまだ開発途上ながら、利用できる部分から少しずつ販売を始めているところなんですよ。
嶋 システムのほうは建設業界向けと、ターゲットがはっきりしているんですね。額賀社長の前職は、リクルートグループの求人広告を扱う会社だったとのこと。当時の経験が、取り組んでいるシステム開発の動機につながっているのでしょうか?
額賀 ええ。リクルート在籍時、たくさんの中小企業のお客様と触れ合い、その職場を客観的に見てきたことで、中小企業の現場の大変さ、忙しさを実感していたんです。
嶋 中小企業の大変な職場環境を目の当たりにしてきたと。
額賀 そうです。その中でわかったことがありました。例えば、頻繁に夜11時過ぎまで残業するような忙しさが発生している会社があったとします。では、そうなってしまう一番の原因は何かと言えば、一日の主な業務を終えた後に待っている、事務作業にあったんです。かなり面倒な事務に時間を取られ、社員の方が毎日ヘトヘトになっていました。
嶋 なるほど。その事務作業の部分を御社のシステムを導入することで解決すれば、社員さんたちの負担も大幅に減るということですね。