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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

車に魂を吹き込む磨きで
東北の気候に負けぬ輝き

 

職人魂注入を依頼されることも

 
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駒田 コーティングの際に、下地処理のほかにこだわっている部分はありますか?
 
藤田 塗装面の状態把握を入念に行っています。塗装面の状態は、その車が置かれている環境によって変化します。酸性雨や紫外線をどれだけ浴びるのか、などですね。
例えば東北は豊かな自然環境、冬の降雪やそれに対しての融雪剤の影響、寒暖の気温差など、ボディに対してとても過酷な状況です。これらに対しての対策が非常に重要になります。コーティングもそれらを考慮して施工しなければなりません。
 
駒田 地域ごとの環境によっても、必要なコーティングが変わるということですか! 車の使用環境や保管環境を考慮したうえで、最適なコーティングを施すというのも、かなりの経験や技術を持っていないとできないことでしょうね。
 
藤田 車は喋りませんし、一般の方たちも専門知識を持ちませんから、私たち施工技術者が見極めてあげないといけないですよね。なぜなら塗装の表面って、家づくりでいう土地にあたる部分なんです。でこぼこの地盤だと家が建てられないように、塗装面がボロボロだとコーティングもきれいにできません。
 
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駒田 我々も反省しないといけないな。素人はどうしても、「磨けばいいだろう」って、つい簡単に考えてしまいがちです(笑)。
 
藤田 私としては、そういう方の気持ちにも寄り添いたいと考えていますよ(笑)。「自分で洗車して、キズがついてしまった」と落ち込むお客様もおられます。その方はプロじゃないですから失敗して当然ですし。そのキズを受け止めたうえで、きちんと施工してきれいで最適な状態にしてあげることが、お客様に寄り添うプロなんだと思います。「いかに鏡面のように仕上げるか」ということばかりを考えるのは、私のポリシーではないですね。
 
駒田 とても心に響くお言葉です。藤田社長の技術やプロ意識に惚れ込んでしまう車ファンもさぞ多いでしょう。
 
藤田 「魂を入れてくれ」「清めてくれ」と言って愛車を持ち込まれるお客様もおられますね。また、「藤田くんにコーティングしてほしい」と新車でいらっしゃる方もたくさんいてくださり、愛車には他人に触れてほしくないという方が珍しくない世界で、そのように言っていただけるのは、本当に技術者冥利に尽きます。これからもお客様のために、自分の腕を最大限に発揮していきたいですね。
 
 
 
 

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