営業職など豊富な社会経験を糧に仲人へ転身

インタビュアー 名高達男(俳優)
俵 実は、ARCHの開業を強力に後押ししてくれた、私にとって師匠と呼ぶべき方が昔、名高さんと何度もお会いしているそうなんですよ。
名高 なんと! それはすごい偶然ですね。
俵 それだけでなく、私の奥さんが、近所のコンビニで名高さんの姿をお見かけしたこともありまして(笑)。今日こうしてお話しできることに、一方的に縁を感じております。
名高 ハハハ、不思議なものですねぇ。私もご縁のある方にお会いできて光栄です。俵社長はこれまで結婚相談所業界一筋にやってこられたんですか?
俵 いえ。最初は美容師の仕事に6年間従事した後、営業職に転職して20年ほど会社員として働いていたんです。その後、別の職場で契約社員をしながら将来を模索していた時期を経て、結婚相談所業を始めたのは2019年のことなんですよ。
名高 将来を迷っていた中、なぜ結婚相談所の仲人役を選ばれたのでしょう。
俵 50代の自分がこの先ずっとできる仕事って何だろうと探していた時に出合ったのが結婚相談所でした。仲人には定年がないですし、もともと私は人と接するのが好きだったこともあり、人と人の縁をつなげるこの仕事は自分にとって天職ではないかと感じたんです。