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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

外構・庭リフォームの匠 迅速・丁寧で顧客も満足
美作ガーデンズ 代表 丸尾康貴

 
プロフィール 兵庫県出身。伊丹北高校ではバンドを組み音楽に没頭する。高校卒業後、社会勉強のためさまざまな職種を経験する中で、物づくりが好きな自分を認識し、24歳から本格的に父の外構工事を手伝い始める。その後、35歳で独立、2015年3月に美作ガーデンズを創業した。外構工事・庭リフォームの2事業を柱としながら、阪神間を中心に関西に対応。【ホームページ
 
 
 
裏表なく正直に体当たりかつ丁寧な説明を担っていく。美作(みまさか)ガーデンズ代表の丸尾康貴氏は自身の営業スタイルを熱くそう語ってくれた。昔ながらの無口で寡黙なタイプの職人とはほど遠い位置に属する、外構工事における新世代かもしれない。敏速かつ綺麗な施工をモットーに、まっさらな土地に、工事が仕上がっていく物づくりの基本を喜びとし、何よりも求めているのは顧客の笑顔と「ありがとう」だ。
 
 
 

父の背中を見て育ち外構工事の業界へ

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 美作ガーデンズさんは兵庫県伊丹市を拠点に、外構工事や庭のリフォームを手がけているそうですね。まずは気になる、丸尾代表のこれまでの歩みから教えてください。
 
丸尾 はい。私は高校時代は、バンド活動に熱中していまして、一度は音楽の道への進路も考えたものの、将来を見据え父の外構工事の仕事を手伝うことを選択しました。ただ、働き始めてからもっと外の世界を知りたくなり、一旦は父の手伝いを辞めて、営業の仕事や配送業、引越し業など、さまざまな仕事を経験しながら社会勉強の期間を設けました。
 
濱中 急がば回れともいうように、他業種の経験は視野が広がるし、きっと今の仕事にも活きていると思います。何年くらいで職人業へ戻られたのでしょう?
 
丸尾 3年くらいですね。物づくりが好きなのを再認識して24歳で戻り、父のもとで修業を積み、35歳で独立して2015年3月に美作ガーデンズを創業しました。
 
濱中 お父様の会社を継いだ訳ではないのですね?
 
丸尾 ええ。父とは現在も二人三脚で一緒に仕事をしているものの、別会社になります。屋号である美作は、祖父の出身地である岡山県の地名からとりまして、父の会社にも美作が入っているんですよ。親子代々伝わるルーツとして大切にしている名称です。