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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

職人魂を込めて設計する
使い勝手の良い配管

 

裏切らず、諦めないことが、職人の魂

 
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駒田 三和エンジニアリングさんの強みを、永井社長はどのようにお考えですか?
 
永井 小さな需要にもお応えできるところです。野球に例えるなら、私たちはヒットでコツコツと点を取っていくチームだと思っています。ホームランは狙えないものの、軽いフットワークとチームワークで、お客様からのニーズに対応します。
 
駒田 そのチームワークを醸成するために、どんなことを大事にしているのでしょう?
 
永井 バランス感覚や距離感を大切にしていますね。会社で横浜スタジアムのチケットを購入して野球観戦を企画することもあります。でも、飲み会などのイベントへの参加を強制することもありません。従業員それぞれが心地良いと感じる距離で交流できるように意識しているんです。
 
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駒田 バランス感覚と距離感ですか! 私が尊敬する監督の一人、藤田元司さんは、「チームのために犠牲を惜しむな」という約束事を徹底する一方で、選手に自由を与えていました。そのバランス感覚と今のお話が似ているなと感じましたよ。永井社長は従業員の方に、「これだけは守るように」と伝えていることはありますか?
 
永井 「人を裏切るな、諦めるな」と伝えています。製品を見ると欠陥があるかどうかはすぐにわかります。でも、図面だと手を抜いたかどうか、パッと見てわかりません。つまり設計の仕事は、途中で投げ出すことが簡単なんですよ。だからこそ私は従業員に、最後まで諦めず、お客様の期待を裏切らず、最後までやり遂げようと教えています。
 
駒田 その教えこそ、ものづくりに携わる職人の魂であると思います。ここはテクノロジーがどれだけ発展しようと変わらないところですよね。
 
永井 ええ、配管設計の業界にもすでにITやAIなどデジタル化の波が来ています。その中で職人に求められるのは、「人間らしさ」をプラスすることだと思うんです。だからこそ、先人たちが築き上げてきた昔からの技術や精神をないがしろにすることなく、若い人たちに伝えていかなければならないと考えています。
 
 
 
 

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