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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

制御盤業界に新しい風を
町工場が挑む構造改革!

 

暮らしに欠かせない産業用制御盤を製造

 
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水野 私は金融機関の仕事を退職し、姫路市に会社を設立したんです。その会社を母体に昨年2020年11月、弊社と事業提携し4代目の経営者に就任しました。弊社を選んだのは、もともと先代の経営者と縁があったことが一番ですね。後任の経営者を求めていた先代と、素晴らしい技術を持っている会社を探していた私の希望がぴったり一致したんです。
 
タージン なるほど、双方にとって理想的で幸福な事業提携だったのですね。それでは、御社のプロフィールや業務内容をあらためてお聞かせください。
 
水野 弊社は1935年に田中敏夫氏が創業した会社です。現在は産業用制御盤の設計・製造・販売・設置・メンテナンスなどを行っています。制御盤と言っても、一般的にはなかなかなじみのない言葉ですよね。要は、一般家庭などにもよく見られる配電盤やブレーカーの大きなものをつくっていると言えば想像しやすいかもしれません。
 
タージン なるほど! それなら私たちも日頃からよく目にしますよ。特に、オフィスビルや商業施設、工場など、大量の電力を使う場所には大型の制御盤が欠かせないはずです。私たちの暮らしに必要な制御盤をつくり続けてきたのが、御社の取り組みだったわけですね。でも、水野社長はどうして製造業の中でも制御盤の会社に魅力を感じたのでしょう。
 
水野 弊社には、85年の歴史で積み上げた圧倒的な技術力があります。その力に賭けてみたいと考えたんですよ。また、現代ではあらゆる機械が自動化されています。自動的に動く・停まるという動作には多くの場合、電気による制御の技術が使われていますよね。この分野で技術を磨いてきた弊社は、今後も社会から求められるという確固たる自信があるんですよ。
 
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タージン お話をお聞きすればするほど、水野社長のものづくりに懸ける熱い思いが伝わってきます。まるで、ご本人が職人出身の経営者のようですよ。
 
水野 先ほどもお話ししたように、私の思いの根底にはものづくりへの憧れがありますから、この仕事への思い入れも強いんです。金融の仕事も、もちろんやりがいはあります。でも、お金をお客様の口座に振り込んだり、融資した資金を返済していただいたりする業務がメインです。通帳の数字が変わるだけで仕事に手触りがなく、ものとして後に残ってくれない世界に感じたんです。
 
 
 
 

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