プロフィール 奈良県出身。高校卒業後は美容師を志すも、体質の問題で断念を余儀なくされる。その後、アルバイトをしていたUMIYAグループの飲食店で店長に推薦されたことで、飲食業界で生きていくことを決意。2018年にUMIYAグループから2店舗を買い取る形で独立した。大阪のアメリカ村を中心に順調に出店数を伸ばし、2021年3月現在で5店舗を運営。海外進出も視野に、コロナ禍でも成長を続けている。【ホームページ】
大阪随一の繁華街・心斎橋。特に若者で賑わうのが、アメリカ村と呼ばれる一画だ。流行や文化の発信地として知られるアメ村を中心に、GW7sin(ジーダブルセブンシン)株式会社は2021年3月現在、5店舗の飲食店を運営している。2018年の創業から着実に前進を続けている同社。コロナ禍で飲食業界の危機が叫ばれる状況下でも止まらない成長の裏には、「飲食業が私の本命」と語る向井眞伍代表取締役の理念と、人への熱い思いがあった。
大阪・アメ村で5店舗の飲食店を運営

インタビュアー 八木裕(野球解説者)
向井 いえ、高校を卒業後は美容師を目指してヘアサロンで働きました。しかし手肌が荒れるなど体質に合わず、夢を断念せざるを得なかったんです。その後、総合ビルメンテナンス会社に約5年勤め、25歳のときに自分の将来を見つめ直して、飲食業をしようと考えました。
八木 模索した結果、一生かけてやりたい仕事が飲食業だったのですね。そう心を決めた転機を、ぜひうかがいたいです。
向井 ビルメンテの仕事をしながら深夜に、大阪で店舗展開しているUMIYAグループの飲食店でアルバイトをしていたんです。そこの部長さんから店長に推薦していただいたことが、本格的に飲食業に取り組む転機になりましたね。そこから約10年、UMIYAグループで経験を積み、2018年に2店舗を買い取る形で独立しました。
八木 2店舗からスタートして、わずか3年で5店舗へと成長されたわけですか。その成長の秘密にも、本日の対談で迫れるんじゃないかと期待しています!