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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

一級建築士が住宅を診断 
安心・安全を可視化

 

宅建士から建築士・住宅診断士へ

 
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水野 須藤代表は住宅診断士であり建築士でもある二刀流ですよね。最初はどんなお仕事をされていたのでしょう?
 
須藤 最初は不動産業界で会社勤めをしていまして、宅地建物取引士からスタートしました。
 
水野 宅建からとはおもしろい! どういった流れで今のように?
 
須藤 須藤建築事務所は、大工出身だった父が1973年に創業した会社です。私は設計見習いのアルバイトとして父の仕事を手伝っていました。大学卒業後は、不動産仲介の仕事がしたくてその道に入りまして。そして、勤めていた会社の先輩から建築士の資格を持っていると営業の幅が出てくるとのアドバイスを受け、独学で資格を取得しました。それから、会社方針と自分のやりたい仕事に乖離を感じ始め、約10年の勤務を区切りに思い切って退社して、父の会社を引き継ぐことを決めたんです。
 
水野 なるほど。須藤代表は学生時代からお父様の設計や現場の仕事をよく手伝っていたとうかがっています。肌身で建築の仕事を理解できているから、今のような二刀流もこなせているのでしょうね。私も同じ境遇で、地域の役所担当課に建築工事で必要な書類を事前提出する「建築確認申請」のやり取りなどをしながら育ってきたんですよ!
 
須藤 建築確認申請という専門用語まで知っておられるんですね(笑)。高度な仕事なのでご苦労もあったでしょう?
 
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水野 自宅と現場と役所で7往復くらいしたこともありました(笑)。住宅診断士も関係者の間に入る職種なので大変さが想像できます。不動産業界からスタートしつつ、家業に興味がおありだったから建築士として引き継いだわけですね。
 
須藤 おっしゃる通りです。培ってきた知識で、お客様により質の高いサービスができるのではと考えていました。住宅診断の仕事でやっかいなのは、現場ではどうしても大工職人が仕切っているので、若い職人さんが先輩の指示にしたがって、何も考えずに工事を進めてしまうケースがあることです。結果的に、図面とまったく異なる建物になってしまう場合もあります。住宅診断は品格を追求した取り組みでもあるので、私の立場で大事なのは、現場に出向いて厳正な調査をして、施主様に住まいの状態を正直にお伝えすることだと考えています。
 
 
 
 

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