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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

放射線技師ネットワークで 新しいスタイルを提供
合同会社 UPDATE 代表社員 亀田得也

 
プロフィール 栃木県出身。高校卒業後、地元の総合病院が実施した技師養成制度を受け放射線技師の資格を取得し、約10年間いくつかの病医院に勤務する。その後、起業してメディカル・アシスタント・サービスを説立。医療関係者とのネットワークを活かし、放射線技師のアウトソーシング事業をスタートした。2020年1月に法人化し(同)UPDATEに改称。現在は関東圏をメインに活動し、人手不足問題を解消する画期的なサービスとして医療機関から関心を集めている。【ホームページ
 
 
 
レントゲンやCT・MRI撮影を行う放射線技師。病院やクリニックに欠かせない人材であるものの、小規模医療施設では放射線技師は一人体制のため、労働環境や地域的な条件、または退職などにより欠員状態が随所に起こる。そんな問題を解消するために、各地域に在住する放射線技師とタイアップしサポートするのが合同会社UPDATE(アップデート)だ。全国でも珍しいサービスを展開するのは代表社員である亀田得也氏。自身も放射線技師である亀田代表に事業への思いを聞いた。
 
 
 

全国でも希少な放射線技師のサポート

 
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インタビュアー 鎮西寿々歌(タレント)
鎮西 医療サポート事業や軽貨物配送などを行っている合同会社UPDATEの亀田代表にお話をうかがいます。特に医療サポート事業は、全国でも珍しい業務を行っているそうですね。どのような業務内容なのか、ぜひ教えてください!
 
亀田 弊社では、医療機関の放射線検査業務の受託、アウトソーシングを行っています。放射線技師は国家資格で、レントゲン検査やCT、MRI検査など放射線機器による検査を担当する医療専門職です。そのほか、軽貨物配送では大手運送会社と事業提携し、個人事業主として活動するドライバーに業務委託して配達を行っています。また、弊社の独自性として弊社スタッフや関係者に向けたサポートとして、働き方や将来に対して盤石な資産をつくるための勉強会やセミナーも定期的に行っています。
 
鎮西 どれも興味深いお仕事ですね。それにしても、放射線技師のアウトソーシングがあることを初めて知りました。事業エリアもぜひ教えてください!
 
亀田 2020年7月現在、茨城県、栃木県、埼玉県、群馬県が活動エリアで、病院、クリニック合わせて8件の契約をいただいています。正直なところ、私が想像していた以上の規模になりましたが、それも普段お世話になってる院長先生や事務長、そして意をともにしてくださっている各地域の放射線技師の方々のご理解とご縁によるものと感謝しています。