女性も気軽に来店できる
地域密着の自動車販売店
お茶を飲むだけでも気軽に来店できる店舗

工場長を務める高橋学氏(左)
山元 戸惑いはありましたね。ただ、子どもの頃から「将来の後継ぎ」と言われ続けていたので、だんだんと受け入れることができました。
狩野 小さいときから経営者としての意識付けを忘れず、別の業界に馴染む前に実家に引き戻す。これは明らかにお母様の作戦勝ちですよ(笑)。そして、予定通り3代目に就任されたわけですか。
山元 はい、母の後を継ぎ私が会社の舵を取るようになり、先代の頃から勤めてくれている工場長の高橋を含め、スタッフ5名と共に力を合わせて事業に励んでいます。実は2020年4月に母が亡くなったばかりなので、今はなおさら「みんなで頑張ろう!」と結束を固めているところです。
狩野 ベテランのスタッフさんが脇を固める体制は、山元社長にとって何よりも心強いでしょうね。では、あらためて浅田自動車工業さんの業務内容をお聞かせください。
山元 弊社はダイハツ車を中心に、国産車から外国車までさまざまな新車・中古車の販売・買い取りを手がけています。このあたりは交通が不便で一家に1台、お子さんがいらっしゃれば2台、3台の車を持つ方も多いんですよ。その中で特に人気なのは、安全運転を支援する先進機能が充実した「セーフティ・サポートカー」に関するご相談です。女性は軽自動車をお求めのお客様が多いですね。
狩野 なるほど。もちろん、車の整備やメンテナンスもお得意なのでしょうね。

狩野 車のことで困ったら、すぐに相談できる地域密着の車のお医者さん。それが浅田自動車工業さんのようですね。
山元 ええ。弊社のお客様はほとんどが地元の方。ですから私たちは「アットホーム」を合言葉に、友だちや家族のような親しみのある接客を心がけているんですよ。また、私が女性ということもあり、お客様に女性が多いのも弊社の特徴です。気軽に来店できる雰囲気づくりをしているので、用がなくてもお茶を飲んだり遊びに来たりする方もいらっしゃいます。