
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
藤井 私自身、もともと会社員だったので、堅苦しく事業を展開しようとは思っていないんです。親しみやすい存在になれればと思っています。
狩野 士業を目指されたのには何か理由が?
藤井 当時勤めていた企業では、上司に提案をしてもなかなか意見が通ることがなく、意見の合わない上司を持つのならば自分で何か始めたいと考え、2018年に独立し、当事務所を立ち上げました。屋号は、息子の名前から一文字とり、「翔(かける)」と名付け、「未来へ翔ける」という意味や「行政と民間の間を架ける」「お客様のもとへ駆ける」といった意味も込めています。
狩野 一文字に深い思いが込められているのですね。業務についても、詳しく教えてください。
藤井 一般的に行政書士は業務範囲がとても広い中、私が注力しているのは建設業許可や農地転用ですね。建設業者が仕事を請け負うにあたっての許可取りや、農家さんが保有する土地の再活用を考えます。もちろん、ほかにも法人設立や産廃の許可のサポートなども請け負っていますので、何でもご相談していただければ嬉しいです。
狩野 行政書士さんって、ちょっとした困りごとでも相談していいんですね!

狩野 士業というと、もっと堅いイメージでした。藤井代表のお話をうかがっていると、人としての温かみを感じますね。
藤井 今後、社会のIT化が進めば士業の仕事もAI化できると言われています。ただ、私は与えられた仕事をこなすのではなく、定期的にお客様のもとを訪れながら一緒に解決策を考えられる行政書士になりたいと思っているんです。その時々のお困りごとを気軽に相談してもらえる、コンサルタント的な役割を果たすとともに、農地転用から営農法人設立、空き家買取から古民家カフェなど、幣所で一貫したサービスを提供できるようにしていきたいですね。
狩野 これからの時代、ますます人の温度や呼吸がわかる仕事が求められるようになると思います。今後もその姿勢を貫いてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様のお悩みに対して、能動的に動くこと。そのほうがイメージも膨らみ、できることの幅も広がります。そうして、ご満足いただき、お礼の言葉をいただくと励みになりますし、やりがいを感じますね。
(藤井宏行)