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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

とにかくピアノを楽しみ
音楽で心を豊かにする

 

育児経験から学んだ自分の夢に近づく生き方

 
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水野 片桐代表が今までどんな風に音楽と関わり、教育者の道を選んでこられたのか、すごく興味が湧いてきました。やはり、もともと、ピアノの指導者の道を目指しておられたのでしょうか。
 
片桐 幼い頃からピアノを続けてきて、音大に進んで音楽教師になるよう勧められたこともありました。でも狭い世界に定着してしまうのが嫌で、英語が学べる大学を選び、英語と音楽、2つの可能性を測りながら、将来進むべき方向を探っていました。
 
水野 そうなんですか。確か、教員免許もお持ちだそうですね。
 
片桐 はい。ですが当時はピアノの先生になる自信がなくて、英語を教えるほうが得意でした。それでも音楽を続けたい気持ちは強く、大学卒業後は教職ではなく一般企業に勤め、週末だけ家でピアノを教える生活が何年か続いたんです。ピアノ教室に力を入れるようになったのは、結婚して会社を辞め、子どもが生まれて以降のことでした。すべてが子育て中心で外の世界に目を向けないでいるうち、このままだと世の中から取り残される気がしてきたんです。
 
水野 なるほど。出産と子育てを経験した女性は、家庭での自分の役割と、仕事としてやりたいことのバランスをとるのが難しいとよく耳にします。片桐代表の場合は、どうやって折り合いをつけたのでしょうか?
 
教室内は美しい真っ白なグランドピアノが目を引く
教室内は美しい真っ白なグランドピアノが目を引く
片桐 1人、2人と子どもが増えるにつれ、一時期はすごく大変でした。私は全部を上手にやりたい完璧主義的なところがあったため、余計に忙しくなっていたのだと思います。けれど、3人目が生まれてしばらく経った後、「ママ、手をつないで」と全員に言われたとき、ハッと我に返ったんです。
 
水野 3人と手をつなぎたくても、ママの手は2つしかないですものね。
 
片桐 そうなんです。それまでの自分はすごく欲張りで、子育てもピアノの活動も同時にやらなきゃいけないと思い込んでいました。でも物事は優先順位をつけて一つひとつクリアするべきなんだと、子どもたちに教わった気がします。それからは、ピアノ教室の傍ら、社会人としてのリハビリを兼ねてパソコンインストラクターの勉強をし、リトミックの教材を自分で書いたり、教室のホームページをつくったりと、意識を外へ外へと向ける努力を重ねていきました。
 
 
 
 

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