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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域に根差す新聞販売所
子どもに安心の場を提供

 

世代間の交流で、会津若松を元気に

 
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さまざまなお菓子が用意されている
駒田 全国各地のしゅくだいカフェの中で、竹重社長が運営する「寺子屋キッズ21 しゅくだいカフェ」の特徴は何でしょう?
 
竹重 カフェでの出来事を、むやみに人に言わないという約束があることですね。実は、子どもたちの世界は人間関係が複雑です。学校では気にしないといけないしがらみも、ここでは忘れてくつろいでほしいんですよ。もちろん、宿題に取り組んでもらうことが大前提。その代わり、宿題を済ませたら遊んだり、お菓子を食べたりできます。ここだけの話、ゲームコーナーには任天堂 Switchもあるんです(笑)。
 
駒田 それは楽しそうだ(笑)。子どもたちが、のびのびと息抜きできる場所なんですね。
 
竹重 ただ、子ども同士でいさかいが起こることはありますので、「ごめんなさい」を言えるような雰囲気づくりを心がけています。
 
駒田 みんなが仲良く気持ちよく過ごせるように、工夫もされているわけですね。
 
竹重 ええ。基本は、楽しく学び、楽しく遊ぶことです。偏差値アップが目的ではありません。勉強と遊びを両立できるようになると、どんな環境でも物事にきちんと向き合えるようになります。そのためのツールの一つとして、スタンプカードを活用しているんです。勉強やお手伝いをするとスタンプがもらえ、たまるとお菓子と交換できます。このスタンプには、経済的に苦しい世帯の子どもにも気兼ねなく好きな物を食べてほしいという思いも込めているんです。
 
駒田 最近、子どもの貧困が社会問題化していると耳にしました。少なくともしゅくだいカフェさんでは、子どもたちに悲しい思いをさせたくないというお気持ちが伝わってきます。
 
竹重 ありがとうございます。カフェから旅立つ子が、歳月を経ても時折、顔を出してくれる場所にしたいですね。ある6年生の子は、中学生になったらボランティアで来ると言ってくれています。
 
駒田 それは頼もしい。「自分が子どもの頃にも、こういうカフェがあったら」と思う大人の方も多いでしょうね。
 
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竹重 そう思っていただけると嬉しいですね。ちなみに、大人の方への支援も行っています。「まごころサポート」という、シニア向けの生活お手伝い事業です。電球交換やお買い物代行、ハウスクリーニング、鑑定サポートなど、暮らしのアラカルトに対応しています。何かお困り事があったときに、最初に地域の新聞屋さんが思い浮かんで相談に来てくださる。そんな環境をつくりたいんですよ。
 
駒田 お子さんからお年寄りまで、幅広い世代を支えておられるのですね。今後についてはいかがですか?
 
竹重 親世代と子ども世代が一緒に参加できるイベントを、どんどん催していきたいです。そうして会津若松を盛り立てていくことが私の目標です。
 
駒田 竹重社長は、かつて人生のどん底を経験された。しかし、絶望してはいなかったと思います。お嬢様という希望を抱いておられたからです。その希望が、人を支えたいという力となって竹重社長を動かしている。そんな気がしてなりません。これからも希望の光で、子どもたちや、会津若松の人々を照らしてくださいね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
地域に貢献することです。信頼関係を築き、一緒に会津若松を盛り上げることが、私の仕事の楽しみですよ。
(竹重智)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社ココロコーポレーション
■ 本社 〒965-0044 福島県会津若松市七日町8-7
■ 事業内容 新聞販売店運営/小学生向けサードプレイス運営
■ 設立 平成22年4月
■ 従業員数 22名
■ ホームページ https://terakoyakids21.syukudai-cafe.net
 
 
 
 

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