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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

男性ヘルパーが活躍する 安心の障がい者訪問介護
株式会社すいへいせん代表取締役

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 昨年、2018年12月に創業した株式会社すいへいせんでは、障がい者を対象とした訪問介護サービスを手がけているそうですね。高齢者へのサービスと、内容に違いがあるんですか?
 
山口 生活全般の介護をする点は同じですね。ただ、社会活動に参加するお手伝いもサービスの一環となります。例えば、就労施設に通われる方を送迎したり、一緒に買い物に行ったりお茶を飲んだりと、利用者様が社会と交わるためのお手伝いもいたします。また、利用者様はお若い方も多いので、高齢者の方々に比べて体格がよく、介護に力が必要なケースが多いことも違いとして挙げられますね。
 
石黒 なるほど。体の大きな利用者さんだと、入浴のお手伝いも大変でしょうね。
 
山口 そうですね。利用者様の入浴やおむつ交換は、通常は同性のヘルパーが介護を行うのが原則です。ところが、男性ヘルパーは数が少ないので、男性の利用者様への対応が業界の課題になっています。
 
石黒 確かに、私の祖母が入居している老人ホームも、スタッフの7~8割は女性です。
 
山口 ご存じのとおり、介護の仕事は内容の割には収入が少ないことが多いです。そのため、一家を養う必要のある男性にとっては、ヘルパーで一生食べていくのは難しい現状がある。しかし私は、そんな業界の問題を解消したいと考えており、男性ヘルパーも積極的に雇用しているんです。
 
石黒 私の知人にも障がい児を育てているママや親の介護をしている人がいます。話を聞くと、男性の力が必要な場面ってたくさんあるようです。車から車椅子を上げ下ろしするだけでも毎日となれば重労働。恒常的に男性の力が借りられればと思うこともしばしばあるみたいですね。
 
「縁を大事に」という思いを込めて名刺の裏に字を入れている
「縁を大事に」という思いを込めて名刺の裏に字を入れている
山口 私も開業して、男性ヘルパーの需要の多さを感じました。そもそも障がい者向けの訪問介護事業者数が少ないのに、そこで働く男性ヘルパーも少ない。そのため、利用までに2年も待ったという方もいらっしゃるほどです。ですから弊社は、男性ヘルパーの必要な利用者様のニーズにはできるだけお応えできるように注力しています。
 
石黒 需要に供給が追いついていないのは、きっと他の地域でも同じなのでしょうね。
 
山口 はい。ですから、当施設の運営が軌道に乗ったら別の地域にも拠点を増やしたいです。
 
 
 
 

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