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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

軸封装置の摩耗の悩みを
低コストのリペアで解決

 

軸封装置の修理でコスト削減に貢献

 
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タージン 村上社長がご家族や取引先の方々からも厚く信頼されていたからこそ、独立を後押ししてもらえたんでしょうね。それでは、御社の事業内容やこれまでの手がけられたお仕事なども教えてください。
 
村上 主に回転機械類の修理や整備、設計といった業務を行っています。ほかにも大手電機メーカーと合同プロジェクトの経験もありますね。前職時代のつながりから、このような大型案件の依頼もたびたびいただけるんですよ。
 
タージン 数々の実績を残してこられたんですね。それでは村上社長が考える、自社の特色や強みもぜひ教えてください
 
村上 弊社の強みはフットワークの軽さだと思います。カバーエリアは日本全国。機械の図面がなく現品しかない場合でも、その場で機械をスケッチし、故障の原因や問題点を探し出して対処するんです。弊社が設計した対策部品で機器の不具合や問題点が解消されると推定原因が間違っていなかったことを確信できますし、それが快感でもあります。また、特色は数ある業務の中でも“再生・修理”に重きを置いていることですね。
 
タージン なるほど。先ほど回転機械類の修理を行っているとおっしゃっていましたね。主にどのような機械を修理するんでしょうか?
 
村上 弊社では産業用ポンプで用いられる、軸封装置の設計・補修を最も得意としています。ポンプにも液体をドラム缶に入れたり、冷却水を送ったり、上下水処理に使用したりと用途に応じてさまざまな種類があるんです。国内外を問わず、メーカーや型式は多種多様であるものの基本構造は同じですね。
 
タージン 軸封装置とは初めて聞きますね。どのような装置なのか教えてください。
 
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村上 ポンプの構造は大まかに言えば、内部に水流をつくる羽根車を収容し、液体を送り出すための部分である“ケーシング”と、羽根車を回転させる軸、つまりシャフトを支えて、スムーズに回転させるための軸受、ベアリングを内装する“軸受部”に分かれているんです。そのシャフトとケーシングの隙間から、外部への液洩れを防ぐために必要なのが軸封装置なんですよ。これには大きく分けてグランドパッキン式とメカニカルシール式があり、弊社ではメカニカルシールの設計・補修をメインに手がけています。
 
タージン 実に専門的で、興味深いお仕事ですね! ほかにはどのようなお仕事をなさっているんでしょうか?
 
村上 シャフトが回転することにより生じる摩耗を補修したり、予防したりするのに最適なクイック・スリーブという商品を販売しています。これは自動車のエンジンを例にするとわかりやすいでしょう。エンジン内のクランクシャフトをよりスムーズに回転させるためには、ベアリングにオイルが必要です。その際、ポンプの軸封装置と同じように、オイルを外へ漏らさないためのオイルシールというものがあり、これがクランクの回転によって摩耗してしまうんです。その摩耗部分を疑似的に復旧し、シール機能を回復させるのが、クイック・スリーブなんですよ。
 
 
 
 

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