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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アナログを究めた職人のカーボンファイバー製品
有限会社インデックス 代表取締役 上中洋人

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン カーボンファイバー製品の製造・販売、そして委託生産やデザインコンサルティングなども手がける有限会社インデックスさん。まずカーボンファイバーで製品をつくるメリットや、インデックスさん独自の取り組みを教えてください。
 
上中 織目を意匠に用いるカーボンファイバー製品は、大量生産には向かない反面、金型より安価なFRP型で生産が可能なため、小ロット生産に向いているんですよ。また、強度も高いので実用品にはぴったりですね。弊社はそれらの特長を生かし、2008年頃からメーカーとしての活動も続けているんです。「hiroto stile(ヒロトスティーレ)」というブランドでネット販売を展開し、名刺入れや家具などのオリジナル商品を世に送り出しています。
 
タージン ブランドまでお持ちだったのですか! カーボンファイバーにますます興味が湧いてきましたよ。
 
上中 実は、先ほどタージンさんが入ってきた入口に置いてあるのが、ただいま製作中のポルシェ・ボクスターのカーボンボディなんですよ。また、「PORCO ROSSO(ポルコロッソ)」というブランドで、カーボンファイバー製の自動車や自転車・ボートなどの乗り物も開発しています。今後もジャンルにとらわれず、お客様に求められるアイテムをつくり続けたいですね。
 
タージン 素晴らしいお考えです。上中社長のこれまでの歩みが気になりますね。
 
上中 祖父が腕のいい左官で、昔からたまに現場を手伝うことがありました。また私は、子どもの頃から技術の授業や機械いじりが好きでして。特に車に興味を持ち、大学で当時はまだ珍しかったカーボンファイバーの研究を始めたんです。ちょうどレーシングカーの素材として注目を浴びるようになった頃でした。カーボンファイバーは、とにかく軽くて強いのが特長で、現在は燃費向上のキー素材として旅客機にも使用されています。
 
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タージン 早くからカーボンファイバーと関わっておられたんですね。その成果を、企業で活かしていくわけだ。
 
上中 はい。卒業後は、樹脂素材メーカーに入社しまして、先進複合材料の担当となりました。その経験を強みに、自動車関連用品の研究・開発を行う株式会社童夢へ転職。レーシングカーの設計・開発をはじめ、自動車メーカーの市販車や、モーターショーに展示するショーカーの開発を手がけてきました。当時は半年で新しい車をつくり上げるなど、ほとんど不眠不休で仕事に取り組みましたね(笑)。この2社での経験が、車とものづくりに関する知識を深めてくれました。
 
 
 
 

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