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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

雑貨店運営と並行して
他店をコンサルティング

 
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八木 なるほど。常に最善を生み出そうとする意気込みが、社名に込められているんですね。そんなBOBさんが運営母体である暮らしセレクトとは、どんなお店なのでしょう。
 
高木 暮らしセレクトは“大人がきゅんきゅんする”をコンセプトにした雑貨店です。花をモチーフにした雑貨を中心に、世界中から仕入れたさまざまな商品を取り揃えています。
 
八木 とても華やかで素敵な印象のお店ですね! 店舗運営のほかにもコンサルティングも手がけているんですよね。
 
竹下 ええ。飲食店や小売店などのコンサルティングです。私がイベント運営やカフェダイニングの経営で得たノウハウを、より多くの経営者の方にも役立てていただきたいと考えたんです。
 
八木 ご自身の経験を自社だけでなく、別の店舗の支援にも活かしたいと。そのお考えは素晴らしいですね。それでは、ご自身で店舗運営を始める際には、もとから雑貨店を考えていたんですか?
 
竹下 いえ、自分の経験や人のつながりを活かした結果が雑貨店だったので、仕事の形にはこだわりませんでした。もしも事業が行き詰まり方針転換を迫られたとき、1つの手段だけに固執していたら、経営は成り立たちません。“何をやるか? ではなく誰とやるか?”を大事にしています。
 
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八木 竹下社長は既成概念にとらわれない柔軟さを持っていらっしゃるんですね。
 
竹下 はい。私は“どうするか”より“どう考えるか”を大事にしています。例えば、お客様にまた来ていただきたいと考えていれば、そのための創意工夫が自然に生まれます。どれだけやり方を良くしようとしても、やる気がないと意味がありません。ですから、手段ではなく考え方が重要なんです。