福祉事業の総合展開で
世界を見据え地域に奉仕
現場のニーズを汲み事業を多様化

中原 そうですね。当初は訪問介護から始め、ケアマネジャーの事業所を立ち上げて、訪問看護サービスもスタートさせました。それから福祉用具に介護用ベッド、おむつ、ポータブルトイレ等の販売やレンタル事業も手がけ、人材育成の必要性から、介護職員初任者研修スクールも開設。さらに2013年には、小規模多機能型居宅介護といって、訪問・宿泊・通所ができる複合施設を立ち上げました。デイサービスでは、特にリハビリに特化した施設をオープンし、直近では就労支援施設も始めたんですよ。
城 これほどまで幅広く福祉事業を扱っておられるなんて、すごいですよ。広範囲で事業展開されようと思ったのには、何か理由があるんでしょうか。

城 そのお考えには僕も共感します! サッカーでも、複数のポジションを経験すると、視野の広いプレーができるようになりますから。それにしても、ケア・プランニングさんの事業の多様性は、福祉現場にあるニーズの多さの表れでもあるわけですよね。
中原 ええ。その分、福祉業界には行き届いていない部分も多いと感じています。その最たるものが、人材育成です。