インタビュアー 八木裕(野球解説者)
池嶋 おっしゃる通り、私は大学まで陸上競技に打ち込んでいました。ただ、当初は指導者を目指していたわけではありません。転機になったのは、大学時代にアルバイトとして関わった子ども向けトライアスロン教室でした。その中で、走る・泳ぐ・自転車に乗るといった運動を通じて、子どもたちが目に見えて成長していく姿を間近で見たことで、「将来は子どもたちに体を動かす楽しさを伝える仕事がしたい」と考えるようになったんです。
八木 子どもたちの成長ぶりに、指導の面白味ややりがいを感じられたと。ちなみに池嶋代表の学生時代というと、陸上競技をはじめとしたスポーツの世界は、根性論が色濃く残っていた時代ですよね。
池嶋 そうですね。私自身も厳しい指導を受けてきましたが、そのトライアスロン教室では全く異なるアプローチが取られていました。叱るのではなく、できたことを認めて、次につなげる指導です。その手法に触れ、「指導の仕方次第で、子どもはこんなにも変わるのか」と衝撃を受けましたね。
八木 なるほど、そのご経験が、現在のDREAM HOPEさんの指導スタイルにもつながっているわけですね。あらためて、教室の概要を詳しく教えてください。

八木 走ることは、すべてのスポーツの基礎になりますよね。
池嶋 走りが変わると体育の授業や運動会でも結果が出やすくなり、成功体験にもつながりますよね。特に5~6歳の子どもは、3ヶ月ほどでフォームやスピードが大きく変わることも。自分の成長を実感できると、自然と自信がついていきます。
