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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもの輝きを引き出す 個性溢れる希望の学び舎
学園てぃーだ 理事長 根岸昂将

 
プロフィール 群馬県出身。7年間の教員経験を活かし、学習支援・子どもの居場所づくりを行うフリースクール、学園てぃーだを設立した。学校現場で子ども・保護者・教員それぞれが抱える苦しさに向き合う中で、学校の外にも安心して学べる場が必要だと痛感。失敗してもいい、自分らしくいていいと感じられる環境づくりを大切にしながら、一人ひとりの可能性を引き出す教育を実践している。
 
 
 
子どもたちが安心して学び、経験し、自分らしく成長できる場所をつくるため、根岸昂将理事長が設立した「学園てぃーだ」。「てぃーだ」は、「太陽」を意味する沖縄の言葉だ。どんな状況にある子にも暖かい光を注ぎたい。そのように考え、根岸氏はスクールを運営している。目指すのは、一人ひとりの個性が輝く新しい形の学び舎だ。4児の父親でもある荻原次晴氏が、フリースクールの魅力について深く聞いた。
 
 
 

開放的で笑い声の絶えない教室

 
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インタビュアー 荻原次晴 (スポーツキャスター)
荻原 群馬県伊勢崎市にあるフリースクール、学園てぃーださんにお邪魔しています。なんだかとても楽しそうな施設ですね!
 
根岸 ありがとうございます。年齢もさまざまな子どもたちが集まっていますが、みんな仲が良いんです。
 
荻原 フリースクールというと、閉鎖的で暗いイメージを持つ方がまだまだ多いかもしれません。でも、ここは全然違いますね。
 
根岸 嬉しいです! 実は外に出る活動が多いのも学園てぃーだの特長の一つです。つい先日も、子どもたちが企画したスキー旅行に行ってきたばかりでして。また毎月、上毛かるたで紹介されている場所を実際に見に行き、歴史や伝統に触れるという活動もしています。
 
荻原 それは面白い! 私も群馬県草津町の出身なので、上毛かるたは小さい頃からよくやっていました。かるたで知ってはいても実際には行ったことのない場所もたくさんあるなあ。
 
根岸 どこに行くかは、当日集合してからかるたを引いて決めるんです。テレビの「ダーツの旅」みたいに出かける先を決める企画もあります(笑)。遠足の行き先や交通経路なども、みんなで話し合って決めるんですよ。
 
荻原 とんでもなくアクティブですね(笑)。しかも企画・運営が子どもたち主導というのが素晴らしい! 実際に見て、触れて、体験することって大切ですよね!
 
根岸 子どもたちの主体性や協調性も養われますし、成長の良いきっかけになるんですよ。ですが、外では子どもたちの管理が大変でリスクもありスタッフの大きな負担にもなるので、外出しない施設も多いんです。