インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
永田 はい。金属加工を本格的に始めたのはここ3~4年ですが、階段や手すり、ウッドデッキなど、お客様のご要望に合わせた一品物の特注金物に向き合う中で、少しずつ技術と信頼を積み重ねてきました。
亀山 わずか数年で、関西エリアを営業の主戦場にしたとは驚きです。あのエリアは競合も多く、建物への要求水準も高いでしょう?
永田 そうですね。最初は関西エリアの鉄工所さんが競合として何社もおられて、田舎の町工場である私どもは相手にされませんでした。それでも質だけは絶対に落とさず、価格はギリギリまで抑え、お客様からの無理難題にも必死に応えていきました。他にも、関西エリアは法面や高低差のある敷地が多く、さらにお客様の要望も一棟ごとに異なるため、既製品では対応できないケースがほとんどなんです。そこで現場ごとに設計をして、丁寧に施工をすることで、評価を高めていきました。結果的に「倉建に頼めば何とかしてくれる」と思っていただけるようになりました。

永田 扱うものがすべて一品物の特注金物なので、それらを図面に合わせてつくり、現場で納まりを確認しながら取り付けまで行うのが私どものスタイルです。毎回違う図面や無理難題が来ても、「どう形にしようか」と考えるのが楽しくて、気付けば走り続けていますね。