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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

障がい者を手厚く支える
福祉サービス施設の運営

 

理論に裏付けられた支援を行えるのが強み

 
glay-s1top.jpg 温かい空間で手づくりのパンと駄菓子を販売している
温かい空間で手づくりのパンと駄菓子を販売している
村田 福祉に関するサポートを幅広く行っているのですね。女鹿理事長はこの業界で何年ほどお仕事されているのでしょう。
 
女鹿 40年以上になります。もともとは病院の精神科で精神保健福祉士という国家資格のソーシャルワーカー、生活に困難を抱える人々の相談に乗ったり支援や援助を行ったりする専門職として勤務していたんです。
 
村田 大ベテランですね! そこからどのようにして現在の事業を手がけるようになったのですか?
 
女鹿 当時、私は病院に勤務しながら、自治体や地域の支援活動にも従事していました。そして、1994年にグループホームの設立に携わったんです。というのも、現在でこそ保証人協会などの団体や法制度などが整備されているものの、その頃は、重度のうつ病や統合失調症といった精神疾患や障害を抱える方がアパートやマンションなどを借りようにも断られるケースが多くありました。そこで、精神科に入院していた患者様が、退院後も安心して生活できる支援を行いたいと考えたんです。当時はグループホームという施設も珍しく、東京都内でも2番目か3番目に設立されたものでしたね。
 
村田 その時に設立したグループホームが、府中えりじあ福祉会さんのルーツになっているわけですね。
 
女鹿 ええ。この地域で一緒に支援活動を行っていた仲間たちと共に立ち上げたものでして。その後、2003年に社会福祉法人として法人化しました。それを機に私も病院を退職し、こちらでの仕事に専念することにしたんです。
 
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村田 なるほど。府中えりじあ福祉会さんの強みも教えてください。
 
女鹿 理論に裏付けられたエビデンスのある支援を行えることですね。当法人の職員は常勤・非常勤を含め43人ほどいまして、中でも常勤の職員のほとんどが社会福祉士などの資格や、ソーシャルワーカー、専門職としての経験を持っているんです。障がい者支援の考え方やその方法などは、時代によって変わっていきます。そこで時代に合わせた支援の仕方を常に学びながら現場で活用することが、当法人の強みだと思いますね。