松田　その子の人生そのものにプラスになる教育を目指しており、幼少期に「楽しかった」「できることが増えた」という感覚をたくさん積み重ねてほしいんです。季節行事の体験や自然との触れ合いは、親子でのコミュニケーションを深める絶好の機会ですから、潮干狩りやどんぐり拾い、ボール投げなど、親子一緒に楽しんでいただきたいですね。それらの経験は、一生の宝物になります。
 
水野　受験はゴールでもあり、でも人生の中では通過点でもある、ということですね。
 
松田　はい。小学校受験のための幼児教室ですから、「合格」に導くことが私たちの使命です。そして、受験後の人生のためにも、「学ぶことは楽しい」と思える土台をつくってあげることも私たちの役目。小学校低学年までは「できた」「わかった」「やった」を重視し、楽しく学ぶ心、豊かな感性と創造力をしっかりと育みたいですね。
 
水野　学力テストやIQテストでは測れない内面的な力、「非認知能力」を伸ばすことは、より豊かな人生を送るためには欠かせないと思います。受験を通じてお子さんの非認知能力を引き出し、育もうとされている松田代表に感銘を受けました。日本の未来を担う子どもたちをどのように育てていくべきか、大きな課題ですね。これからも、子どもたちの良き応援団、保護者の良き伴走者であり続けてください！