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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

受験とその“先”を見据えて 学ぶ力を育む幼児教室
めぇでる教育研究所/幼児教室めぇでる 代表 松田憲

 
プロフィール 東京都出身。小学校受験のために子どもを幼児教室めぇでるに通わせる中で幼児教育に触れ、子どもの成長を見守りたいという思いが芽生え教育の道へ。同教室に入職した。先代の後を引き継ぎ、めぇでる教育研究所の代表に就任し、「子どもの応援団・保護者の伴走者」をモットーに、体験から学ぶ力を養う幼児教育を実践している。
 
 
 
子どものやる気を引き出し、幼児期の「わかる・気付く・学ぶ」を大切にする、幼児教室めぇでる。同教室を運営するめぇでる教育研究所の松田憲代表は、その理念に強く共感し、指導者の道へ進んだ。40年の歴史を持つ同教室で、松田代表は保護者としての経験を活かし、子どもだけでなく保護者にも寄り添う姿勢を大切にする。目指すのは合格だけではなく、豊かな人生を生きるための力も身に付けられる幼児教室だ。
 
 
 

子どもの小学校受験を機に教える立場へ

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 本日は、千葉県市川市の歴史ある幼児教室、幼児教室めぇでるさんにお邪魔しています! 子どもたちからの感謝状がいっぱい貼ってありますね!
 
松田 当教室は、1985年に大手幼児教室の市川教室としてスタートし、2003年3月に幼児教室めぇでるとして独立しました。かつての教室で大変人気があった年長児クラスの「メーデル」というクラス名に由来しています。実は私はもともと、この教室に子どもを通わせている一保護者でした。
 
水野 そうだったんですか! 数ある幼児教室の中から、お子さんをこちらに通わせるようになった大きな決め手は何だったんでしょう。
 
松田 小学校受験に向けて複数の教室を回る中で、合格実績はもちろんのこと、「教え込まない」「子どものやる気を引き出す」という姿勢に共感したからです。
 
水野 なるほど。その姿勢に惹かれたのも、保護者の立場から教える立場へと一歩踏み出された理由の一つなのでしょう。
 
松田 子どもの成長を間近で見守った経験から、「もっと子どもたちを伸ばしたい」という思いが強くなり、働かせていただくようになりました。その後、先代から教室を引き継ぎ現在に至ります。当教室には、私のほかにも保護者出身のスタッフがいるんですよ。