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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個々の症状にアプローチ
患者に寄り添う接骨院

 

大人のケア以外に子どもたちのサポートも

 
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今岡 患者さんに対して、一緒に頑張る姿勢を伝えるとおっしゃいました。ほかにも、院長が普段意識していることはありますか?
 
鮫島 自分の考え方に固執しないように心がけています。かつて私が働いていた院の先生は、柔道整復師以外に理学療法士の資格も保有されていましてね。普段、柔道整復師がしないような施術方法を目の当たりにする機会がありました。そういう多様なアプローチを見て気付かされたのは、「答えは一つではない」ということ。10人いれば10通りの目標と回復プランを設定する必要があります。ですから、一つの方法にこだわらず、必ず別の視点からも考えるようにしていますね。
 
今岡 プロ野球の世界も同じです。今と昔ではトレーニングの考え方も大きく変わりましたから、私自身、できるだけ広い視野で見るようにしています。現役の頃は、上の人に言われたことは絶対でした。でも、今はそういうやり方では通用しません。時代とともに、指導者にも柔軟さが求められるようになりましたね。
 
鮫島 ほかのスポーツの事例ですが、疲弊した選手を無理に動かしている場面を見たことがあります。そのときは、「いったんしっかり休ませたほうが結果的に選手生命は長くなるのに」と思ったものです。
 
今岡 確かに、スポーツ界では今でも昔ながらの根性論で指導している人がいますね。
 
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鮫島 そうした現場を見るたびに、サポートする側の意識を変えていかなければと思います。これからは通常の施術だけでなく、子どもたちのスポーツ活動にも積極的に関わっていきたいんです。怪我のケアはもちろん、成長期の体づくりやパフォーマンスアップの面でも支えたい。私自身が子どもを授かったことで、より強くそう感じるようになりました。
 
今岡 鮫島院長が持つ知識と技術で、子どもたちをサポートですか。それは素晴らしい活動になりそうです!
 
鮫島 そのためには自分自身も相応の体力や運動神経を身に付ける必要があるので、昔やっていた柔道を再開すべく、柔道着を取り出してきたところです(笑)。実は黒帯を持っているんですが、かれこれ10年ほど遠ざかっていました。もう一度、始めるつもりです。
 
今岡 それはいいですね。中高年の方々への施術、さらにはお子さんたちへのサポートも見据えておられる鮫島院長。柔道整復師として、そしてパパとしても頑張っていただきたいです。私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様と二人三脚で改善に向かって、前進すること。できなかったことができるようになっていく姿を見ることが楽しみなんです。
(鮫島拓郎)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 いいろ接骨院
■ 所在地 〒653-0843 兵庫県神戸市長田区御屋敷通4-3-9 幸永ビル101
■ 事業内容 接骨院
■ ホームページ https://iirosekkotuin.my.canva.site/
■ Instagram https://www.instagram.com/iirosekkotuin116/