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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

挑戦する心を大切にする 介護・福祉のNPO法人
特定非営利活動法人クオリティー・オブ・ライフ 理事長 原康夫

 
プロフィール 大阪府岸和田市出身。学業修了後、さまざまな事業に挑戦する。2000年頃から両親の介護を意識し、高齢者介護事業を開始。2006年に(特非)クオリティー・オブ・ライフを設立した。デイサービスや居宅介護支援といった介護保険事業と、就労継続支援B型事業などの障害福祉事業を展開している。現在は9つの事業所を運営し、地域福祉の活性化に尽力している。
 
 
 
大阪府岸和田市にて、地域密着型の介護・福祉事業を展開する特定非営利活動法人クオリティー・オブ・ライフ。理事長の原康夫氏は、これまで数々の努力を続けてきた挑戦者だ。長年にわたって自身を育ててくれた両親へ恩返しをしたいとの思いから、高齢者介護事業に取り組むことを決意したという。マイナスをプラスに変え、常に挑戦し続ける姿で利用者や地域の人々に元気を与える原理事長に、仕事への熱い思いを聞いた。
 
 
 

両親への思いから始まった介護・福祉事業

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪府岸和田市で介護・福祉事業を行う特定非営利活動法人クオリティー・オブ・ライフさんの原理事長にお話をうかがいます。まずは、どのような経緯で法人を設立されたのかをお聞かせください。
 
 きっかけは、高齢になった両親に「自分自身が受けたいと思えるような介護を受けてほしい」と思ったことでした。その一心だけで、このNPO法人を立ち上げたんです。当時は介護保険制度が始まって間もない頃で、地域でもまだ十分なサービスが整っていませんでした。だからこそ、自身の手で良質なケアを提供できる場所をつくりたいという思いがあったんですよ。
 
タージン ご両親への思いが原点だったんですね。現在はどのようなサービスを行っているんでしょうか?
 
 当法人では通所介護や訪問介護、居宅介護支援といった介護保険事業と、就労継続支援A型・B型や就労移行支援・就労選択支援などの障害福祉事業を手がけており、計9つの事業所を運営して地域に根差したサービスを提供しています。どの事業所でも共通しているのは、笑顔があふれる職場・施設であることです。利用者様の生活を支えるだけでなく、心から楽しめる時間をつくることを目的にしています。
 
タージン 利用者さんが楽しめる時間を目的にするという姿勢は素敵だと思います。クオリティー・オブ・ライフさんが運営する事業所の魅力について、さらに詳しくお聞きしていきましょう!