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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

細やかな居宅介護支援で
利用者と家族に笑顔を!

 

利用者と家族、スタッフの笑顔を大切に

 
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 宮田代表がお仕事をされるうえで大切にしていることを教えてください。
 
宮田 やはり、まずは働く人の環境を整えることです。介護業界自体のイメージは非常にマイナスで、その主な要因の一つは、先ほどもお伝えした賃金の低さと労働環境の悪さ。賃金を上げるだけでなく福利厚生面も充実させ、業界のイメージを変えていきたいですね。
 
 介護事業は社会的意義のあるお仕事ですから、働く環境さえ整備されれば「介護業界で働こう」という若者も増えると思いますよ。現在、現場のスタッフさんにはどのようなことを求めておられますか?
 
宮田 “笑顔”ですね。私たちの仕事は、利用者様とご家族の笑顔を引き出すこと。笑顔がある場所には、必ず笑顔が集まります。だからこそ、スタッフ教育では「笑顔を何よりも大切に」と伝えています。また、私たちは利用者様と接する際には、しっかりと会話をすることを大事にしています。利用者様やご家族が求めておられることを汲み取るために、よく聞き、よく話すように常に心がけているんです。
 
 そういえば私の母も施設に入る前は、ケアマネさんやヘルパーさんとのおしゃべりを楽しみにしていましたよ。後から会話の内容を聞いて、「母がそんなことを言っていたんですか?」とびっくりすることもあったな(笑)。サポートに来てくださる方々を信頼していたという証拠ですから、ありがたい限りです。預ける側からすると、大切な家族を任せるのだから、スタッフさんとの対話は安心につながります。
 
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宮田 利用者様にそう思っていただけると、私たちも嬉しいですね。会話を大事にしているのは社内でも同様でして、スタッフも経験を積んでいる人たちが多い分、良い意味で個性や我も強いんです(笑)。しっかりと話をして、仕事面で要望が出てきたら改善すべきことは改善し、難しいことは根拠や意図を説明し、スタッフが納得してくれるまでとことん向き合うようにしています。
 
 やはりコミュニケーションは大切ですね。スタッフさんたちも、宮田代表と腹を割って話し、疑問点や不安点を解消することで気持ち良く働ける。すると利用者さんやご家族とも丁寧に向き合う余裕が生まれる・・・良い循環ができていますね!