高みを極めたプロの技
感動を届ける樹木の匠
高品質を超えた感動を与える仕事を追求

卓越した技術と経験を駆使し、全国で活躍中

ツリークライミングの体験会も実施
金子 例えば、クレーン車などが入れない場所にある高い樹木を、根本から伐り倒さずに伐採する仕事です。樹木を守るために、樹上でチェンソーなどを使って枝や梢を刈り、それらを専門機材を駆使して安全に地上まで降ろすんですよ。
村田 木の上でチェンソーを使うなんて、想像しただけで震えてきます(笑)。
金子 だからこそ、ツリークライミングとリギング技術が不可欠なんですよ。太宰府天満宮周辺の史跡や神社仏閣も大きな機械を入れるのが困難なため、同業者から依頼を受けて私が伐採することもありますね。ありがたいことに各地からご依頼をいただき、全国を飛び回っています。
村田 卓越した経験と技術がないとアーボリストにはなれないわけですね。たくさんの依頼が集まってくるのも納得ですよ。それにしても、資格を取得するのはとても大変だったでしょうね。
金子 はい、簡単ではありませんでした。でも自分の好きなことだったので、勉強もそれほど苦にならなかったですね。人間って、好きなことには、時間を惜しまずにのめり込めるじゃないですか。

金子 本当にそう思います。私はこの仕事が大好きなので、興味のままに勉強して1級造園施工管理技士や1級土木施工管理技士、2級管工事施工管理技士、宅地建物取引士、ツリークライミングの体験会を主催することができるTCJ公認MRSファシリテーターなど、さまざまな資格を取得できました。こうした経験と技術を駆使して、最高品質の作業を行うのは当然のこととして、お客様に“感動”を届ける仕事をすることが、私のモットーです。
村田 常に目標を高く設定されていることがよくわかるお言葉です。実際に感動してくれるお客さんも多いんじゃないですか?
金子 はい。「剪定後の庭に感動しました!」と言ってくださるお客様も多いですね。ご両親の代から引き継いだ自宅のお庭を、最初は「簡単に手入れしておいてください」とおっしゃるだけだったのが、私の仕事に感動してくださり、庭づくりにこだわりを持つようになられた方もいらっしゃいました。