樹木のプロ、アーボリストとして活躍

インタビュアー 村田諒太(元ボクシングミドル級世界王者)
金子 私はもともと造園会社に勤め、多彩な経験を積みながら技術を磨いてきました。その中で「自分の時間を自分の意志で使いたい」「生涯現役でありたい」との思いが強まり、50歳で独立を決断したんです。
村田 50歳で新たな一歩を踏み出すって勇気が要ると思います。それでも、生涯現役であり続けるため、挑戦を決意されたのはカッコいいですね! 金子緑地サービスさんの強みはどんな部分ですか?
金子 培ってきた経験と技術を駆使して高度な剪定を行えるところです。さらに、樹木の健康診断を行えるので、安全な管理の仕方をお客様にお伝えできます。業界でも数少ないアーボリストの資格を取得しているところも、他の業者にはない強みだと思います。
村田 アーボリスト!? 初めてお聞きします。一般的な庭木の手入れとは違ったことができるのでしょうか?
金子 ロープを用いて木に登り、高所で作業を行う高度なツリークライミング能力と、伐採した枝や幹をロープで吊り下げて、地上まで安全にゆっくり降ろすリギング技術、樹木に関する知識や樹上でのレスキュー術を修得したプロフェッショナルのみが取得できる資格です。日本では樹護士とも呼ばれています。